第8話 The Resort’s Lover(りぞ・らば)

とにかくララァの気を引きたいシャア大佐。
ララァはジャクジーが大好きで1人でもよく入っているので、自分が先に入って待っていれば、
ララァがジャクジーに一緒に入ってくれるかも…と思い、待ち構えてます。

「ララァ、早く来てくれないかなー、わくわく・わくわく」

しかし、シャアが先に入っているのをみて、ララァはさっさと取って返し1人で本を読み始めてしまいました。

暇さえあれば1人でジャクジーに入ってるんだから、少しは大佐に付き合ってあげなさい!Hじゃないんだし!
と思って私は「ジャクジーに参加しろ」とララァにコマンドを出しました。
すると、Hほど嫌ではなかったのでしょう。ララァも一応ジャクジーには入ってくれたのですが…

うわー、見てください。このいかにもしぶしぶというか、見るからに嫌々なこの態度!

しかし、若造はジャクジーに一緒に入ってくれただけでOKサインと自分に都合のいいように解釈します。
実態は神である私の命令で、ララァは嫌々参加してるだけなのに…

でもって、キスを迫って平手打ちを食らいます。
神の介入はシムシャアにはわからなくても仕方ないとは思いますが、少しはララァの態度で察しろよ、大佐…

当然、同衾させようと思っても、やっぱりこれ↓この通り

ララァが寝に来た途端、すぴょーん!と跳ね起きてしまう大佐。
当然寝床から追い出され(自分から退却)てしまいました

あかん!やっぱり家の中にいては、埒があかん!
かといって、公園でのデートは既に捗捗しくないことも実証済み…

「そうだ!リゾートの解放的な雰囲気の中でなら、ララァもその気になってくれるかもしれん!」
シャア大佐はリゾラバの可能性に賭けてみることにしました。
既存のお出かけ先では、現状打破は難しいですからシャア大佐の選択は至極前向きといえましょう(笑)

ララァが目覚める前に(どうせ無理やりベッドから追い出されて起こされましたし)
シャア大佐は朝食の支給をして、ララァが起床後即食事できるよう取り計らいました。
そして、ララァが食事を取って機嫌がよくなったところで、

「ララァ、出かけるのもいつも近場だけでは味気ない。どうだ、今日はリゾートに出かけてみないか?」
おなかがくちくなって機嫌のよくなっていたララァは、2つ返事で承諾してくれました。
すごいぞ!シャア大佐!漸くララァの扱い方がわかってきたようです(笑)

そして、迎えのタクシーに乗り込むララァ

出かけるまでに4皿平らげて満足したようです。

さー、リゾラバ目指すなら、とりあえずビーチが妥当か?と思った私は、シャアとララァに海辺のビーチを選択させました。
しかし、砂浜に水着姿で降り立ったシャア大佐は
「わーい、わーい、砂のお城だー」

と、いきなり1人で、ざっくざっくとバケツで砂をすくって砂の城を作り始めました。
もしもーし!ララァさんを口説かなくていいんですかー!

シャアが砂遊びをしている間、ララァは何をやってるんじゃー!と、ララァを探してみたら、何のことはありません。

ララァも1人で砂遊びをしています。
しかも、この2人の位置関係ときたらこう↓です。


シャアが遊んでるすぐ後ろに(しかも公衆電話を挟んで)わざわ別に店開きして自分は自分で砂遊びをしているララァ
これって、いやみ?(爆)誓って私は何のコマンドも出してません。
どうせ、砂遊びするなら、一緒にやりゃーいいじゃないですかねぇ〜

でもって、砂の城が完成してしまって、とりあえずすることのなくなったシャア大佐。
何をするのかと眺めていたら、ビーチバレーのコートに向かいました。しかし…


ぽつーん…
誰も仲間に入ってきてくれません(涙)
バレーをしようと待っていればララァが来てくれるとでも思ったのでしょうか?
餌もないのに、ララァがやってくるわけないじゃないですかねぇ。
でもって、ララァが何をしているか見てみたら…あ!1人でプールで泳いでました!
早速プールに行って一緒に泳げ!とシャアにコマンドを出す私。

ところが、あっ!


シャアが、プールに入ろうとした途端、ララァはさっさとプールから上がって、すたすたとプールサイドレストランの方向に向かってしまいました。
なんちゅー、タイミングの悪さ!(というか、避けられただけ?爆)
しかし、1度すべりだいに乗ってしまった身は急には止れません。

「わーい」どぶーん!
誰もいないプールに1人で飛び込むシャア大佐。
む、虚しい…(涙)

慌ててプールからあがり、レストランに向かって一緒の食事をもくろみます
なにせ、ララァの機嫌がいいのは食事時だけですから。
しかし、またもや…


シャアがテーブルについた途端、食べ終わってしまってさーっと立ち上がるララァ。
いやー、露骨ですねー!

そして、おなかいっぱいで機嫌のいいララァは、今度は大好きなジャクジーに向かいました。
当然、シャア大佐も、食事もそこそこにララァの後を追う。
しかし、またもや、遅かりしー!

ララァは見知らぬ男と仲良くジャクジーで親密度を高めているではありませんか!
それでもシャア大佐は、物欲しげにその場から動きません。ララァの隣が空くのを虎視眈々と狙っていたのに…

次から次へと、ララァの相方が入れ替わって、自分の入る隙がありません
漸く、ジャクジーが空いて、自分の入れる番が来たと思っていそいそとジャクジーに入ったら……


入れ替わりに、ララァはさーっとジャクジーからあがってしまいました。
いきなりパンツ…じゃない水着を脱いでジャクジーインしたのが敗因だと思うぞ、私は。
一体何を考えているのでしょう、この大佐は…
(おかげで修正を加えなくちゃならなくなったじゃないか、ぶつぶつ…)


そして、ジャクジーから出たララァはシャアのすぐ横で1人でトレジャーハンティングなど始めました。
どう考えてもこれは故意ですね、故意。露骨だったらありゃしませんねー。
なのに、シャア大佐は、この露骨な態度に全然気づきません(というか、気づきたくないのか?)
大佐、いくら「いやー気持ちいいなぁ」という風を装って、ララァを誘おうとしても無駄です、多分…

しかし、この大佐の思わせぶりな態度に

見知らぬおっさんが釣れました。
しかも親密度あがってるし…パンツ脱いでるし、まずいんじゃないか…(をい)

そして、ジャクジーから、出ちゃー入り出ちゃー入りをしつこく何度も繰り返した挙句

漸く一緒にジャグジーに入ることができましたー!シャア・カンゲキー!
でも、せっせとシャアを避けていたララァは、ついに捕まってしまってめっさオカンムリです(爆)

  
これ、このとおり、なーにを言っても「ふん!ふん!ふん!」てなモンです。

このままじゃー、結局「いつものぱたーんにゃ、やなカンジー!」になりそうな気配が濃厚…
その時、私はハタと気づいたことがありました。
今までの公園デートでは、デートに誘った方であるシャアにしかコマンドが出せなかったのですが
このリゾートでは、ララァの視点でララァにも命令が出せます。
なので、シャアがララァに迫るのではなく、ララァからシャアにアプローチさせてみたらどうだろうと…
すると、おおお!
   
ララァがシャアを「洗う」も「抱き寄せる」もOKです!
こんな仲睦まじいシャア&ララァ、初めて見ましたー!


しかも、親密度あがってるよー!

ならば、これはどうだ!とばかりに、ララァに「シャアにキスしろ」とコマンドを出したら

うわー!OKだよ!OK!インド人もびっくりー!
親密度がマイナス40のララァが、親密度プラス60のシャアにキスするのはOKなんですねー!
逆はぜーったいダメなのに!(しかし、私は水面下でララァに恨まれているやも…汗)
このおかげで、シャアはますますララァにのぼせ上がってしまいました

「強引な方…そんなところが、す・て・きv」どひゃー!
ララァのふんぞりかえりっぷりも、いかにもですし
艶の入ったハートがまた妙にいやらしいったらありません!

そして、すっかりジャクジーで親交を深めたと自信をつけたシャア大佐。
激情の赴くままにララァを抱きよせようとして
  
またも、稼いだ親密度を吐き出しました。

ところが、これが、またもララァがシャアを「抱擁する」ならこれこの通り!

ちゃーんとらぶらぶっぽくみえるじゃありませんかー!
どうやら、力関係と同じようにララァに全権をゆだねたらもしかして、上手くいくのか?この2人。

その後、さらにララァの機嫌をよくするため、「ほーら、ララァ、ピクニックランチがあるよー」とシャアが餌をまけば
  
「うまうま〜}
ちゃーんとやってくるララァに、ランチを食わせて機嫌をよくさせました。
そして、再度、上機嫌のララァをシャアが主導権を握って口説けるかどうか試してみました。
「ララァ、今日こそ私の愛を」受け取ってくれー!」
 

しかしやっぱり、こんな有様でして
  
謹んで・お断り・いたしますー!(どげしっ!)

しかし、傷心のシャア大佐が
「ララァ、そんなつれないことを言わずに私を抱っこしてくれー」
と、すぴょーん!自らララァの胸に飛び込もうとしますとこの通り
  
見事なまでの漢ぷりでシャアを抱きとめてあげます。
「あーはいはい、私が抱っこしてあげるのはOKですよー、よちよち」…赤ちゃんプレイ?(爆)
いったい何なんでしょう、このカップルは…(汗)

そして、遊びつかれて体力のなくなった2人はそのままリゾートに一泊することにしました
 

同じベッドでさえなければ、一緒のテントには入ってくれるのねー、よかったねーシャア大佐。
もしかしたら赤ちゃんプレイの効果でしょうか?(爆)
いや、考えてみたら、同じベッドでさえなければ、シャアとララァは同じ「家」で寝起きはしていたんでした。
同じテントで寝るっていうのは、つまり同じ家で寝るってだけのことじゃないですか、あーぬか喜びでしたね、シャア大佐(爆)

しかも、「りぞらば」というのは、日常に戻ると一気に色褪せるものが大半ですよね、ふっ…


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