いけない放課後

タイトル&画像 ななせ様 

「あの…失礼します…」

控えめなノックと供にドアが開き、少女が入室の裁可を仰ぐように部屋の入り口で佇んでいた。

紺と白を基調にしたセーラー服を身につけた豊かで明るい金色の髪と澄んだ翠緑の瞳をもつみるからに愛らしい少女だった。

あまり大きな部屋ではなかった。

一番奥の壁には黒板がかけられ、その側面の壁は天井まで書架になっており、国内・外国を問わない文献がぎっしりと並べられている。

書架の前に置かれたかなり大ぶりの書斎机に男が一人座っていた。

銀縁の眼鏡のフレームを時折直しながら、なにやら思案気に書類をみていた。

書斎机の前には、木目の長机と折畳式の椅子が数脚コの字型におかれている。

どうやら、ここは教室と言うより、何かの研究室かゼミ室と思われた。

暗い色調の本の背表紙やら、事務的な調度の地味な色彩の中、男の燃え立つような髪の色だけが場違いなほど鮮やかで人の目を引き付けずにはおかなかった。

「ああ、アンジェリーク・リモージュか…こちらにきなさい。」

男は顔をあげて椅子を回転させその少女のほうに身体ごと向き直った。

呼ばれた少女はおずおずと、だが素直に側にいき、所在なげに男の側に佇んだ。

椅子を薦められなかったので立ったままだった。

「今日、ここに呼ばれた訳はわかっているな?」

「はい、先生…」

「君は俺の受け持っている高等部の生徒の中でも基本の語学も優秀だし、文学にも興味を抱いていたな?君の出した課題…解釈もなかなか目の付け所がおもしろかった。」

「ありがとうございます…」

「だから、俺はてっきり君はこのまま系列校の大学にあがって、俺のゼミに来てくれるものだとばかり思っていたんだがな…俺はびっくりしたぜ?君が外部校受験を希望したって聞いてな…」

「……」

アンジェリークと呼ばれた女生徒は居心地悪そうに俯いて黙りこくったままだった。

「高等部の第2外国語の授業は、まあ、俺みたいな若手の研究者にはあまり自分の実になる仕事ってわけじゃない。系列校の仕事だからコマを当てられれば行うが振られた講師は貧乏籤って観が強いんだ。自分の研究や論文を書く時間がどうしても食われるからな。それでも、たまに優秀な学生を早目に自分のゼミに青田買いできるって役得もあるから、まあ、悪いことばかりじゃないんだが、しかし、せっかく目をつけた生徒が外部校に流れてしまっちゃあ、なんにもならないんだがな…」

オスカーは値踏みするようにゆっくりとつま先から頭てっぺんまでアンジェリークのことをしげしげと観察した。

「この方面にかけては第一人者と目されてるうちの学校の、その俺のゼミよりもっと興味深い講義をしてくれそうな研究室でもあったか?それにしては、この進路調査書に具体的な志望校・学部が未記入ていうのは、どういうわけなんだろうな…」

眼鏡越しに氷蒼色の瞳が鋭い光を放った。

「それとも…ただ、単にこの俺から逃げ出したかっただけ…なんてことはないよな?」

アンジェリークが怯えたように後じさりした。その手首をオスカーはすかさず掴んだ。

「まだ、話は終わってないぜ、お嬢ちゃん…」

掴んだ手首をぐいと引き寄せ、座っている自分の膝頭とアンジェリークの足が触れ合うほどにそばに引き寄せた。

「進路のことについてはまた後で相談するか。多分、今日の補習が終わる頃にはお嬢ちゃんの一時の気の迷いもきっときれいに払拭されてると思うがな…ではそろそろ今日の本題にはいるとするか。補習をはじめるぜ、お嬢ちゃん。まずはきちんと宿題をやってきたかどうかみせてもらおう。」

「ごめんなさい、許してください、お願いです、せんせい…」

アンジェリークは泣き出しそうな顔で訴えた。捕まれたままの手首をなんとかオスカーからもぎ取ろうとするがびくともしない。

オスカーは力をこめている風ではなく、アンジェリークは痛みも感じていないのにその手は万力に鋏まれたようにまったく動かないのだった。

「おやおや、まさか宿題をやってこなかったのか?宿題をやってくるのは学生の本分だろう?そんな子にはお仕置きをしなくちゃならないな…かわいい生徒にお仕置きするのは気が進まないんだが…」

オスカーの瞳に燐光のような妖しい光りが宿った。

アンジェリークは息せき切って言い募った。

「いえ、違います!ちゃんと、先生のお言い付け通りにしてきてます!だから…」

アンジェリークの唇はぶるぶるとわなないていた。お仕置きは勘弁してくださいという言葉が飲みこまれたことは容易にわかった。

「それならきちんと提出しなさい。さあ…」

オスカーは顎をしゃくって促した。

アンジェリークは躊躇いがちにセーラー服の裾に手をかけ、それを少しづつもちあげていった。

セーラー服の下にスリップやキャミソールはつけていないようで、すぐに乳白色のなだらかな腹部が現れた。

魅惑的に括れたウェストからこんもりとした乳房の下部の稜線が徐々にみえてきた。

が、そこに普通ならあるはずのレースや綿プリントらしきものはみえてこない。

そこでアンジェリークの手が一度とまった。

「どうした、最後まできちんと課題はみせなさい。採点のしようがないだろう?」

明かに笑みを含んだ声でオスカーがいうと、諦めたようにアンジェリークはさらにセーラー服を胸が完全に露になるまでたくし上げた。

両手で支えたセーラー服の下からこんもりと美しく盛りあがった乳房が現れた。なにものにも隠されない、締めつけられていない、生まれたままの姿の美しい乳房だった。

優しげでまろみのある乳房の先端だけが挑発的につんと上向いている。乳輪もその先端も可憐な桜色をしており、かわいらしさと艶かしさが絶妙に入り混じっている。

この乳房をみた男なら十人中十人が思わず手を伸ばし、賛嘆の思いで愛でてみたくなってしまう、そんな蠱惑的な乳房だった。

しかし、その乳房をあかるい陽光の元で、しかも自らの手で露にさせられているアンジェリークは、羞恥にふるふると震えながら唇を噛み締めている。

「ふ…きちんと何もつけずにきたな、えらいぞ…。では採点だ…」

オスカーはアンジェリークの乳房をそっと下から掬い上げる様に揉んでから、乳輪を指先でくるりとなぞってみた。

「あ…」

たちまち、乳首が頭をもたげ始めた。その乳首を今度は親指と中指で摘んでくりくりと捏ね始める。

その上で空いた人差し指で乳首の先端を優しく転がした。

「あっ…あん…あぁ…」

アンジェリークの唇から艶やかな喘ぎが零れ始めた。

「ふ…今日も感度はいいようだな…では、味のほうだ…」

オスカーはアンジェリークの身体をさらに引き寄せた。アンジェリークが少しよろけた

アンジェリークの乳房がオスカーの目の前にたわわな果実のように揺れている。

その乳房の弾力を確かめながらオスカーは乳首の先端にそっと舌を触れさせた。

「あ…」

アンジェリークが悩ましげに眉を顰めた様子を上目使いに見届けながら、オスカーはすかさず舌を上下左右に小刻みに動かし、敏感な先端をちろちろと舌先で絶え間なく刺激した。

「あっ…はぁんっ…」

アンジェリークが駄々をこねるように首をふった。

先端だけでなく持ちあがった乳首全体を下から上へねっとりと舐めあげたり、唇ではさみこんで軽く引っ張ったりしてから、ちゅくちゅくと音をたてて乳首を吸い始めた。

「あっ…あっ…あっ…」

漏れでる声の間隔が忙しなく切羽詰った感じになってくる。

最後の仕上げとばかりにオスカーは乳首をかりりと軽く噛んだ。

「ひゃんっ!」

アンジェリークの喉が一瞬のけぞり、セーラー服をたくし上げたままの手は固く握り締められた。

オスカーは舌なめずりをしながら乳房から唇を離すと、指で乳首を押しつぶすように転がしながらこういった。

「味、形、感度、どれをとっても申し分ないな、これなら優をやろう…」

「ああ……」

オスカーの唇に開放されてアンジェリークが安堵したとも落胆したともつかぬ吐息をこぼした。

「さ、もうひとつの宿題も出してごらん、お嬢ちゃん…」

「せ、先生…もう、許してください…こんなところで、もし誰かきたら…」

アンジェリークは荒い息をなんとか収めようとしながらセーラー服から手を離した。頬は真っ赤に上気している。

乳房が露になるまでたくし上げられていたセーラー服はアンジェリークが手を離しても、完全に下には落ちず豊かな胸に一部引っかかったままになっていた。

「くっくっ…声が押さえられないから心配か?この部屋はオートロックになっている。心配はいらない。さあ、課題を提出するんだ、お嬢ちゃん」

オスカーの有無を言わさぬ口調にアンジェリークの手は操り人形のように力なく動き始めた。

瞳は幕がかかったように茫洋としてセーラー服を直すことも思いつきもしないようで、アンジェリークは部分部分乳房を晒したしどけない姿のまま、今度はスカートの裾をつまんでそろそろとそれを持ち上げ始めた。

静脈が透けてみえるほど真っ白な太腿が現れ、そのさらに上には可憐な綿の下着…ではなく、ぽやぽやとした金褐色の繊毛がいきなりあらわれた。

淡い金色の繊毛の奥には鮮紅色の合せ目がぼんやりと透けて見え否が応でも劣情を覚えずにはいられない扇情的な眺めを呈していた。

「ふ…えらいぞ、お嬢ちゃん、俺の言いつけ通り、下にもなにも履いて来なかったな…いいこだ。ちゃんと宿題はやってあったんだから、怯える必要はなかったじゃないか、お嬢ちゃん?俺は言いつけを守るいいこには優しいいい先生だぜ?」

オスカーはこういうとアンジェリークの腰をぐいと抱き寄せ、もう片方の手でさわさわとアンジェリークの繊毛を撫で始めた。

「おや?なにやら湿っぽいな…どれ…」

繊毛を撫でていた手を、オスカーはぐっと股間の奥に差しいれた。

アンジェリークの股間はぐっしょりと愛液が溢れかえり太腿のほうまで蜜をぬりたくったように艶々と輝いていた。

「ふふ…もうこんなになって…採点してもらうのが待ちきれないみたいだな?今じっくりと調べてやろうさあ足をもう少し開いて…そのまま動くんじゃないぜ、お嬢ちゃん…」

アンジェリークはスカートを自分の手でまくりあげたまま従順に足を開いてオスカーの手を受け入れやすい姿勢をとった。

オスカーは片手で秘唇を少し引っ張るよう広げて秘裂を露にし、合せ目を指先で割るようになでさすり始めた。

「は…ふ…」

「ふっくらと豊かでいい花弁だ…男のものを柔らかく包みこみ、それでいて激しい打ち付けも受けとめる弾力があり…愛液の量も申し分ないな…どれ…」

オスカーは指で押し開いた秘裂に中指をゆっくりと飲みこませた。

「すごく熱いな…坩堝の中みたいだ…しかも、もう俺の指を食いちぎらんばかりにきゅうきゅうしめつけてるぜ?そんなに我慢できないのか?お嬢ちゃん?」

オスカーはにやりと笑ってアンジェリークを見上げた。

アンジェリークは目をきゅっと瞑って僅かに眉を顰めていた。プリーツスカートを摘んでいる手もふるふると震えている。

「ふ…その顔をみればわかるさ…もっと、隅々まで調べてほしいんだろう?ほら、こんな風に…」

オスカーは指を一気に奥までさし入れると、その奥の部分を攪拌するように指を大きく回転させた。

「ひぅううんっ!」

アンジェリークの身体が大きく震えた。

「ふ…刺激するほどに入り口がすぼまって襞がうねうねと蠢いて…男を一度咥えこんだら離さない魔性の蜜壷だな、お嬢ちゃんのここは…」

複雑に重なり合う襞の隅々まで探るように坩堝をかきまわす。

「こんなに物欲しげに柔襞が絡み付いてくるってことは…お嬢ちゃんのここは指一本じゃとてもものたりないって言ってるみたいだぜ?」

「あっ…そんな…はずかしい…」

「ふ…隠さなくてもいい…もっとよく調べてほしいだろう?ほしいって言ってご覧、お嬢ちゃん…」

はだけたままの乳房に唇をよせて、促すように乳首をちゅっと吸い上げてからかりっと噛むとアンジェリークもそれを契機に歯止めがきかなくなったようで、熱に浮かされたように訴え始めた。

「ああ、先生…もっと、もっとよく調べてください、アンジェのそこ…ちゃんとしてるかどうか、先生のお気に召すかどうか先生の指で調べて…」

「勉強熱心ないいこには、俺は指導を惜しまないぜ?ほら…」

オスカーは指を2本に増やすと腹側の肉壁を指の腹でぐっと押さえつけては掻き出すように強めにすりあげた。

「ああああっ!」

アンジェリークの身体ががくがくと大きく震え膝が崩れそうになる。

「ここがいいんだな?ならもっとすってやるからな。もう、スカートはもっていなくてもいいから俺の肩につかまっているといい…」

オスカーはアンジェリークの腕を自分の肩にかけさせるとさらに指を2本の指をぐっとさしいれ、ざらつく肉壁を重点的に責め始めた。

このざらついた肉壁を自分のもので擦り上げたらどれほどの快美感が走りぬけるだろうと想像すると一刻も早く挿入してみたくてたまらなかったが、オスカーはそれを必死にこらえる。

早急な欲望の押しつけは自分にとってもアンジェリークにとっても快楽を減ずることにしかならないとよく知っているから。

同時に秘裂の奥に隠れている花芽を空いている指でさぐりあてると

「おやおや、ここもこんなにはちきれんばかりに固く腫らして…かわいそうなくらいだな、今ほぐしてやろう…」

といって指で摘んでは優しく転がし始めた。

「きゃふんっ!やあんっ!そこ、そんな弄っちゃ、だめぇっ!」

「だが、こんなにしこっていてかわいそうでみていられないぜ、俺は…こんなにはりつめていちゃ、辛いだろう?柔らかくなるよう撫でてやろうな?」

わざとこんなことをいって、オスカーは更に花芽を指で挟んで引っ張たり、指の腹ですりあげたりする。

その間もそろえた2本の指で坩堝の肉壁をすりながら、時折奥もつきあげる。

「おやおや、こんなに優しく撫でてやってるのに、お嬢ちゃんのこのかわいいお豆は痛々しいほど固くなるいっぽうだぜ?」

「あっあぁんっ、せ、先生が、そんなに弄るから…固くなっちゃうのぉっ!あああんっ」

「そうか、弄るのがいけないのか…なら、舐めてやったら治るかな?」

オスカーは一度指を引きぬくと椅子からおり、立たせているアンジェリークの前になんの躊躇いもなく跪いた。

そして、アンジェリークの花弁を指で大きく押し広げて花芽を露出させ、みせつけるように舌を突き出してその敏感な部分を丁寧に下から上へと何度も舐めあげた。

「や…やぁ…恥かしい…はずかしいの…」

アンジェリークは顔を両手で覆い隠してしまう。

かまわずオスカーは剥き出しにした紅玉のような宝珠にほれぼれと見惚れる。愛しそうに宝珠の先端に舌で円を描き、宝珠全体を口に含んでそのこりこりとした感触を堪能してから、愛液ごと吸い始めた。

「ひゃんっ!そ、そんな吸ったら…だめ!とろとろに…真っ白になっちゃう…」

「ふ…もう立ってられないか?いいだろう、お嬢ちゃんのここ…蜜壷の中も、愛液の味も、小さな宝石の美しさも…どこにだしても恥かしくないぜ並ぶ所なしの優秀さだ。とてもきれいにしてあったしな。…」

口の周りについていたアンジェリークの愛液をきれいになめとってしまうとオスカーは、

「これなら文句なしのトリプルAをやろう。宿題の採点も済んだことだし…お嬢ちゃん、さて、次はいよいよ補習といくか。以前教えたことの復習からだ…」

といって再度椅子に腰掛けた。

アンジェリークはオスカーの舌技から開放されて、がっくりと膝をついた。

そのアンジェリークの頭をオスカーはぐいと引き寄せ自分の股間に導いた。

「さあ、お嬢ちゃん。教えたことを忘れていないか、復習だ…」

オスカーにこう言われ、アンジェリークはふらふらと操られたようにオスカーのスラックスのジッパーをあけると、もどかしげにオスカーのものを引きずり出した。

あまりに固く大きく張り詰めていたので、かえって外にだすことに手間取った。

オスカーの中心で悠々と天をついて聳えている雄渾のものに、アンジェリークは賞賛の色を瞳にうかべてから、何も言われずともオスカーのものの茎の部分に舌を沿わせ始めた。

根元から先端へといろいろな角度から、大事そうに手をそえてじっくりと舐めあげる。

一通り幹の部分を舐めてしまうと先端に滲んでいた透明な蜜をちゅっと吸いたててから、徐にその滑らかな部分に舌を回し始めた。

ちろちろと尖らせた舌先で先端をくすぐりながら、時折ちゅくちゅくと合せ目をすいあげ、その後ゆっくりと全体を口腔内に収めてから幹と張り出した先端の境目を重点的に唇ですれるように、頭を上下させ始めた。

「んっ…んんっ…んふっ」

「お嬢ちゃん、とても上手になったな。俺の教えたことを完璧に覚えてくれてて、俺は嬉しいぜ。教育者冥利につきるってもんだな…」

愛しげにアンジェリークの髪をなでてやると、アンジェリークはそのねぎらいの仕草を励みに思ったのか更に茎全体に舌を回し、吸い上げと唇での摩擦を同時に行いはじめた。

アンジェリークの熱意に負けてこのままでは口腔に放ってしまいそうだと思ったオスカーは

「ふ…もう十分だ。お嬢ちゃんが俺の教えをきっちり守ってしかも、それをしっかり身につけていることはよくわかった。もう、補習は満点だな…」

といって、アンジェリークの顎を摘んで奉仕を中止させた。

アンジェリークがものといたげにオスカーを見上げた。

自らの淫らな行為に昂ぶっているのか、翠緑の瞳はけぶったように情欲に潤んでいた。

「こんなにがんばった生徒には、とびきりのご褒美をあげなくちゃな。もっと勉強に励みがでるように…」

オスカーはたちあがると内ポケットから手早く避妊具をとりだし装着してから、アンジェリークの手をとってたたせ机に手をつかせた。

セーラー服のスカートをまくりあげて真っ白な臀部を露にし、しっかりと抱えこんだ。

ふっくらと豊穣そのものに盛りあがって、暖かそうなのに手触りはひんやりと滑らかで…アンジェリークを後背から貫くなら、この美しい臀部をあます所なく鑑賞できる陽光の下が一番いいとオスカーは思う。

それくらいアンジェリークのお尻は豊かで清浄でかわいくて、男の目を引きつけずにはおかない。

「お嬢ちゃん、よくがんばったな。これは俺からのご褒美だ…」

アンジェリークの臀部をなるべく押し広げて、中央に咲く花弁をよくみえるようにしてから、オスカーはアンジェリークを後背からゆっくりと貫いた。

「あぁ…」

アンジェリークが満足そうな声をあげる。

そのまま腰をしっかり押さえ付け根元まで収めきると、オスカーは一転して身体ごともちあげんばかりの激しい律動をアンジェリークにぶつけた。

「やぁっ!せ、先生のすご…奥に、奥にあたって…はぁあっ!」

アンジェリークが背中が美しくしなる。

オスカーは力強い突き上げを繰り返した。

「掴みとしてはまず大きくたたき付けて、そこに耳目を集中させる。だがな…」

ここまでいうと、オスカーは根元まで思いきり挿入して一旦動きをとめ、

「奥を力技で突くだけが能じゃない。論文と同じでアプローチは考えうる限り各方面から、が鉄則だぜ、お嬢ちゃん」

前後の突き上げをやめると、奥深く挿入したまま腰をぐいぐいおしつけながら8の字を描くように腰を使った。

「ひいいいっん」

子宮口をオスカーのもので突つき擦られてアンジェリークが大きくのけぞる。

「考察の奥行きを深めたあとは、少し前にもどって別のアプローチを探したりもしてみろ。発想の転換というヤツで思わぬ発見、感じ方にであえるとこがある。」

オスカーは自分のものを中途まで引きぬくと、自分の張り出した部分で腹側の肉壁を縦横にすりあげるような挿送をはじめた。

「あああっ!や…そこ、こするとなんだかわからな…あああっ…もっと、もっとお願い先生!思いきりして!壊れちゃうくらいして!」

「ああ、お嬢ちゃんはとってもいいこだったからな、ほしがるだけご褒美をあげよう」

オスカーはアンジェリーク体を表に返して教卓の上に寝かせるとその上に覆い被さり再度貫いた。

上体を倒して背中に腕をまわし思いきりだきしめながら、アンジェリークの全てを吸い付くそうとでもする貪るような口付けを与えながら激しく腰を打ち据えた。

「ん…んんっ…んふっ…くふぅ!」

苦しがってアンジェリークが口付けを外し、火のような吐息をはく。

律動を緩めずオスカーは優しく問いかける。

「気持ちいいか?お嬢ちゃん…」

「ああんっ!気持ちいい!気持ちいいです、先生!」

「俺が好きか?」

「好き!どうしていいかわからないくらい好きなのぉっ!」

「なら…どこにもいくんじゃない…俺の側にいろ、決して俺から離れるな、俺は…俺は君を離さない!」

「先生!あ…あああっ!」

アンジェリークが大きく背中をしならせ、全身を小さく震わせた。

アンジェリークの秘裂がびくびくと痙攣しオスカーのものを締め上げる。

「くっ…」

オスカーも引き絞りに絞っていた欲望を解き放ち、2人の熱い思いそのままに身体も溶け合った。

 

オスカーはアンジェリークの股間をきれいに始末してやってから、アンジェリークを抱きあげて椅子に腰掛けアンジェリークをひざの上にあらためて座らせた。

額に張り付いた髪をかきあげ、まだぼうっとしているアンジェリークに軽く口付けてからきゅっと抱きしめて囁きかけた。

「済まなかったな、お嬢ちゃん、今日は随分意地悪しちまって…でも、お嬢ちゃんが悪いんだぜ。外部受験するなんていいだすから…俺がそれをお嬢ちゃんの担任から聞いたとき俺がどんなに驚いたか、どれほど傷ついたかわからなかっただろう、お嬢ちゃんは…俺のことが嫌いになって俺から逃げ出すつもりなのかと思ったんだぜ…」

オスカーはアンジェリークの気持ちがわからず、それを確かめたくて『俺を愛しているならいっさい下着をつけずに今日は登校し、放課後研究室まで来い』とメールで伝えておいたのだった。

無茶を言っているとも、だだっこのようだという自覚もあったが、アンジェリークに裏切られたような気がしてどうにもアンジェリークを試したい気持ちが押さえきれなかったのだ。

もし、自分のわがままをきいてくれなかったならやはりアンジェリークの気持ちは冷めてしまったのかと思うところだった。もし、そうなっていたら、自分はアンジェリークに何をしてしまったか、オスカーは自信がないほどだった。

アンジェリークに済まなかったと思いながらも、アンジェリークが自分のわがままを受け入れてくれたことにオスカーは安堵していた。

「いったいどうして、急に外部受験するなんていいだしたんだ?お嬢ちゃん…」

アンジェリークは突然わっと泣きだすと、オスカーの首にむしゃぶりつくように抱きついてきた。

「ごめんなさい、ごめんなさい、オスカー先生、私、私、不安になっちゃって…」

「なんだって?なにが不安だったんだ?俺に話してみな、お嬢ちゃん。」

「だ、大学に行ったら綺麗な先輩方がいっぱいいるでしょう?オスカー先生、どこでももてもてだって他のこたちが話してて、だから、私たちみたいな子どもの事は相手にしてくれないんだねって、みんなが話してて…私が同じ大学いったら、オスカー先生が他の綺麗な人に囲まれてるとこ一杯みちゃうかもしれない、そんなとこみちゃったら、きっと私やきもちがおさえられない。とっても心が醜くなっちゃう。そんないじけた気持ちでいたら、きっとわがままいったり、困らせたり、意地悪したりしてオスカー先生に嫌われちゃう…それだったら、他の大学にいっちゃったほうがいいって思っちゃったの。オスカー先生と離れたいんじゃなかったの!」

オスカーの首っ玉にしがみついてえぐえぐと泣きじゃくるアンジェリークにオスカーはもう一度ちゅっと口付け、ついでに涙も舐めとってやった。

「ばかだな、お嬢ちゃん。俺はもうお嬢ちゃんしか目に入らないんだぜ?信じられないか?」

「先生…」

まだ、鼻をすすりあげながら、アンジェリークが意外そうな顔でオスカーを見つめた。

「もともとお子様は守備範囲外ってのが有名だったから、俺は女子高等部の非常勤講師に割り当てられたくらいなんだぜ。かわいい女子高生に囲まれて平常心でいられる男はそう多くないからな。その俺に宗旨変えさせちまったんだから、お嬢ちゃんは大した女性なんだ、本当だぜ。」

「そんな…ほんと?ほんとに?先生…」

「ああ、俺はお嬢ちゃんにもう夢中さ。お嬢ちゃんは自分の魅力がよくわかってないみたいだが、そんなところも俺にはかわいくてたまらない。」

また、溢れる愛しさを押さえきれないようにオスカーはアンジェリークに口付けた。

「俺は本音を言っちまえばお嬢ちゃんが卒業したらすぐ結婚して家に閉じこめちまいたいという気持ちもある。だが、俺もまだ院生の身だし、できればお嬢ちゃんも大学には行ったほうがいいと俺は思っているんだ。もちろん、お嬢ちゃんがもうやりたい仕事が決まってて、その訓練を受けるための専門の学校に行きたいっていうなら話しは別だ。無目的に大学にいくよりそのほうがいい。」

「先生…」

「だが、お嬢ちゃんは今そこまで自分のしたいことは決まってないんだろう?それなら大学にいってその間に自分のしたいことを探すのもいい。高校で知り合う人間はどうしても均質化しがちになる…出身地も家庭環境も…でも、大学は違う、いろいろな地方、いろいろな星から人があつまる。学生も教師もな。お嬢ちゃんが知らなかった世界を教えてくれる新しい友人もきっとできるだろう。それに勉強もそうだ。今まで存在自体しらなかったような学問の世界が広がるかもしれない。その全てがお嬢ちゃんを豊かに美しく磨き上げてくれるだろう。知ってるか?知識は人生のスパイスだって。スパイスがなくても食べ物は食べられるが、スパイスがあれば料理はより美味しく味わい深いものになる。人生も同じことだ。」

オスカーは真面目な顔で、しかし、瞳には愛しさを溢れさせながらアンジェリークを見つめた。

「だから、大学に入ってから俺のゼミよりもっと興味深いことがみつかったら専攻はそっちにいくのもいい。ただしだ!大学はうちの大学にそのままあがってくること、これだけは譲れないぜ。」

「どうしてなんですか?先生」

アンジェリークはかわいく小首をかしげた。

「そのかわいさが、曲者なんだ、まったく…よその学校に行かれたら他の男がお嬢ちゃんにこなかけるのを俺も阻止できなくなっちまうじゃないか。お嬢ちゃんは自分がいかにかわいいか、自覚がないからまったく困りもんだぜ…」

アンジェリークはなんのことかわからぬようで、きょとんとしている。

共学校ではあっても高等部は女子部と男子部にわかれているこの学校では、男子生徒は教師の目を盗んではお目当ての女の子に工夫をこらしてモーションをかけてくるのだが、アンジェリークをさそう手紙やらメールやら呼び出しやらは、オスカーが教師権限で(本来非常勤講師に生徒指導の権限などないにも拘わらず)すべて握りつぶしていることなどアンジェリークはまったく知らなかった。

オスカーはそんなアンジェリークにもう一度キスしてから、鼻と鼻をくっつけてこう言った。

「ただしだ、この俺以上にいい男なんてこの宇宙に存在する訳がないから、他の男に声をかけられてもお嬢ちゃんはついていったりするんじゃないぜ?いいな?」

アンジェリークの瞳にもう涙のあとはない。かわいらしく微笑みながらこっくりうなずいた。

「はい、オスカー先生。」

「これでもうわかったな?外部校を受験するなんてのはなしだぜ?」

「はい、オスカー先生、ごめんなさい、ごめんなさい。もう目先だけの馬鹿なことはしません。」

「いいこだ、お嬢ちゃん。お嬢ちゃんが大学に入学した日は2人でお祝いしような。それから、その日からは俺のことを先生じゃなくて、オスカーって呼ぶんだ。呼べるか?オスカーだ。」

「お…お…おす…おすか…やあああん、やっぱり恥かしくて言えません〜」

アンジェリークはオスカーの胸にぐりぐりと額をこすりつけた。

「ふ、じゃ、これも宿題だ。高等部を卒業するまでのな?」

オスカーはアンジェリークの耳元にそっと付け加えた。

「ただし、俺から卒業しようなんて思うなよ?そんな日は永遠にこないからな?」

アンジェリークは耳まで真っ赤に染まってしまい、どうしていいかわからずにオスカーにきゅっとだきついて首元に顔を埋めた。

そんなアンジェリークの髪を愛しげに撫でながら、オスカーは部屋にさしこんでくる夕焼けとアンジェリークの染まった耳朶の色とどっちが色濃く染まっているだろうと楽しげなことを考えたら、思わず耳朶を甘噛みしてしまった。

アンジェリークがくすぐったそうに身をよじった。

そして、そういえばお嬢ちゃんが大学生になっちまえば、大学に通いながら結婚するっていうのも別に不可能じゃないじゃないか…と突然思いついた。

高校生と非常勤講師が交際というのは本人たちにやましいところはなくても、周りがそうは思ってくれない。

自分はともかく他の学生にアンジェリークが贔屓されてると思われていじめられたり嫌がらせをうけたらかわいそうだし、不品行とみなされて退学にでもされたら取り返しがつかないと思っていたから、秘密裏に交際を続けていたのだ。

それでなくてもマスコミってやつは教育者の不祥事を鵜の目鷹の目で探してみつけたとなると鬼の首をとったように騒ぎ立てるから(それが真剣な思いであろうとなかろうとおかまいなしだ)おおっぴらにつきあうのを我慢していた部分もあった。

でも、大学生と院生の交際、そして結婚ならなんの障害もないじゃないかと、はたと思い付いたのだった。

オスカーは心の中で貯金の金額を思い起こしていた。

マーキーズカットのピンクダイヤとまではいかなくても、そこそこのランクのそこそこの大きさのダイヤくらいなら買えるはずだ。

彼女の華奢な指なら、無闇にカラット数の大きい物より、多少小粒でも質のいいものを買ったほうがいいだろう。

よしっ彼女が入学した夜にお祝いと称してディナーに誘って、そこで一気に指輪を渡してプロポーズだ!

即行で結婚は無理でも、婚約だけでもしておけば悪い虫を牽制するのに相当効果があるはずだ。

いきなり未来に薔薇色の展望が開け、オスカーの心も部屋を充たす夕刻の光とともに明るくそまったのだった。

FIN


今回のお話は、ななせ様のお作りになったセーラー服アンジェの画像をみて、私がむちゃくちゃ煩悩刺激されてしまい、発作的に書いたものです。
 ななせ様には画像の転載を快く承諾していただき、感謝の言葉もありません。私が煩悩を刺激されまくった画像をどうぞ皆様もお楽しみください。ものすごくわかりやすいところに、私がさらに煩悩を刺激された画像がリンクしています(笑)探してみてください。
 もともとはこの画像をみた私がななせ様の掲示板に「きっとアンジェはオスカー先生にいろいろ調教されてるに違いない」みたいな短編かきこみをしましたら、『その妄想をハート4こで育成お願いします』とななせ様を筆頭に常連の方からリクエストされたのがこの話を書いた切っ掛けです。だからちょっと冒頭に鬼畜入ってますね。調教だから(笑)結局最後は甘いんですが(笑)
 この話初出のななせ様の「ぷち・えんじぇる」の裏サイトではさらにお話の流れにそった数点の画像がついた形でファイルがUPされていたのですがただいま、↑の画像は、ななせ様の裏サイトが工事中のため、残念ながら閲覧できないのです。、ただ、ななせ様の「ぷち・えんじぇる」には私のイマジネーションをこれでもかーっと刺激してくれた超かっこいいオスカー様ドールとめちゃくちゃらぶりーなアンジェドールが掲載されていますので、よろしければ、是非、ご覧になってみてくださいね。
ななせ様のサイトはこちら↓

http://homepage1.nifty.com/Petit-Angel/index.htm
 

 さて、今回のお話はアンジェがセーラー服ということで、私初のパラレルとなりました(スモルニィの制服は違いますものね)院生で非常勤講師のオスカー先生と系列大学付属校の女子高生アンジェの話は、他にもいろいろなシチュエーションが考えられそうなので、評判がよかったらシリーズ化してもいいかも?と思ってます。というわけで、ぜひ感想よろしくお願いしますね(笑) 

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