とある 不幸癖のとれない男の日常

オスカー邸の隣人にはシャア・アズナブルさんとララァさんのご夫婦がいます。
一応ご近所なので、まだ親しくはありませんが、ご挨拶をしてオスカー様と知り合いにはなりました。

「ぼうや、男はやっぱり体だぜ」
と言ったかどうかわかりませんがオスカー様に「男らしさ」をレクチャーされ、感銘を受けるシャア大佐。大佐とはいえ本来は若干20歳の小僧ですので(笑)人生の勝利者である(リモちゃんを嫁にもらった時点で、オスカー様は人生の勝利者です、きっぱり)オスカー様の人生訓から得るものは大きそうです(笑)
しかし、このシム・シャア大佐、ゲームの最初から、どうも不幸な空気がありました。何を隠そう今いるシャア大佐は、生まれ変わった2代目なのです。1代目のシャア&ララァ夫婦は、オスカー邸訪問の後、豪邸の広大な庭園で遭難し、哀れ、オスカー邸の庭で餓死してしまっていたのです。↓が証拠写真です。

 

ちょっとわかりにくいですが、頭の中は食べ物でいっぱい、お庭でオモラシし放題の挙句の餓死というそれは悲惨な状況でした。
え?なんで助けてやらなかった?助けようとしました、何度もしましたともー!来客に庭で餓死されて墓石ができるなんて、そんな縁起でもないことを、私もオスカー夫妻も望むわけがありません!
何度かプレイしてみてわかったのですが、他家を訪問していたシムが帰宅する気になったとします。すると、シムというのは、とりあえず「外」に開かれているドアから出てしまうという習性があるらしいことがわかりました。オスカー邸は中庭にプールがあるので、帰る気になった時、玄関より中庭に通じるドアの方が自分の立ち位置から近いと、そっちに突進してしまうんですね(実は火事になったとき駆けつけた消防士もこのループに嵌って帰れなくなったのですが、消防士はワープ(転送?)できるらしく、体が輪っかに包まれ消えました。消防士のお墓ができたらどうしようかと思ったよん)
でもって、1度帰ると決めたシムは、どんなことがあろうとも、もう1度家の中に入ろうとしないのです。目の前に家の中へ通じるドアがあって、そのドアさえくぐれば玄関まで一直線で帰宅できるというのに、「あ、間違えちゃった」いえばいいだけなのに、絶対家に入りなおそうとしない。目の前で、オスカーもアンジェも、ロボットのサーボ君でさえ、自由に出入りしているドアの前で立ちすくんで大仰に肩をすくめ「帰れない」と嘆くんです。しかも、1度帰る気になったシムには、オスカーもアンジェも話かけることも食事を提供することもできなくなってしいました。
苦肉の策として、私は、オスカーがもう1度家に招待しなおせば、家の中に入ってきて正しい玄関から帰ってくれるかも…と思い、オスカーにシャアへと電話させてみました、すると電話の音声が
「シャアはあなたの家の中にいます。なぜ、食事やベッドを提供してあげないのですか」と私(オスカー)を非難しやがりました!むきー!話し掛けることもできないし、家の中に入ろうとしない相手に、じゃあ、どうしろっていうんじゃー!というわけで、為す術もなく餓死してしまったシャア&ララァ夫妻…辛気臭いので庭にできた墓石はとっとと売っぱらって、私はシャアとララァを新しく作り直しました。

と、このように初代があまりに不幸だったので、今度こそシャアとララァを幸せにしてあげようと思い、2人の新居にも楽しいHアイテムを設置してあげました。新居に入り、購入された家具をみてをたたいて喜ぶ2人(シムは新しい家具を買ってやると、手をたたいて喜ぶ)早速、ソファでHも始めました。おお!やはり、Hをするとシャアのララァへの親密度がぐわーっとあがっていきます!「いい、いいぞ、ララァ!」

ところが!ララァにカーソルを移した私はびっくり!

見て!このそっぽを向いた嫌そうな顔!まさに「大佐、邪魔です」とでも言いたげな(爆)
シャアがHをすればするほど、ララァの親密度は坂道を転げ落ちるように下がる一方!ついに、ゼロを振り切ってマイナスに突入、あっというまにマイナス30!なぜー!?………下手?下手なのか?シャア!
「シャア出世物語」で体とHテク1丁で、出世街道を駆け上がったあなたはどうしてしまったのー!は!まさか、相手が男ばかりだったから女の扱いがよくわかってないとか(いや、キシリアを相手にしてた話もあったのに。どうでもいけど、キシリアってすっごく濃ゆいHをしそうな…)まさか、場所を間違えたんじゃあ…げふげふげふ…
「大佐、外れです」
「馬鹿な!直撃の筈だ!…ララァ、私を導いてくれ…」
なんて、会話を思わず想像しちまいました(ちゅどーん)
なのに、なのに、シャアはHをするほど、ララァへの愛着を深めていきます。よほど、ララァが「いい」のでしょうか(爆)しかし、ララァのシャアへの気持ちはどんどん冷めていくばかり…
そして、張り切りすぎたシャアは疲れきって、ララァをおいて1人先にベッドで爆睡し始めました。ララァは「はぁ、やれやれ。やっと終わった…」と言わんばかりに腹拵えをしてから、やはりパジャマに着替えてベッドへ…しかし、そこにはシャアが先に寝ていました。
シムは親密度が低いといっしょのベッドでは寝ません。大抵、ベッドを取り損ねた方が床で寝ます。ところが、ララァは我が物顔でベッドにもぐりこんだ!

「うわー!」(びっくらこいたシャアが高らかな起床ラッパの音と共に飛び起きた瞬間↑)
そう、先に寝ていたシャアの方が飛び起きてしまい、結局ララァにベッドをのっとられました。しかも、ララァが寝てるとシャアはベッドの傍に立ち竦み「寝れない…」と黙って諦めてすっこんでしまうのです。これは惚れた弱みって奴?それとも単に図々しさの差?
寝るに寝られなくなったシャア仕方なく

1人でぼそぼそとご飯を食べ

1人でゴミの後始末をし(わかりにくいですが、シャアが手にもっているのは、ゴミ袋です)その後1人でラブ・ジャクジーに入って「ああ、気持ちいい」と強がりながら時間をつぶし(ここの場面、写真を撮りこそねました)ララァが体力満タンになって起きてくるのを待って

漸く寝床に入ることができたのです(涙)そして、このままシャア&ララァ夫婦は、今はお互いに昼夜逆転の生活に突入してしまい、1日に1時間も顔を合わせないような夫婦になってしまってます。
一人がベッドに入ると必ず同じベッドに入り、1人がジャクジーに入れば必ずジャクジーに参加していちゃいちゃし始め、ご飯を決して1人で食べないオスリモ夫妻と何という違いでしょう!私も思わずもらい泣きです。しかも、せっかく私が、ララァがジャクジーしている時にシャアを参加させてやっても

これ、この通り、何を話してもララァの機嫌を損ねてしまいます。抱き寄せようとか、洗ってあげようなんてしようものなら、もんのすごい突っ張りを食らって拒否されます。で、しつこくして更に嫌われるという悪循環。ララァの親密度はマイナス60まで行ってしまいました。これがマイナス100まで行くと、ララァは家を出奔してしまいます。なのに、シャアのララァへの愛はプラス60…まさに、一方的勘違い夫婦?家庭内離婚の典型?しかも、なお、哀れだと思ったのが、昼夜逆転で顔を合わせないほうが、シャアが嫌がることをしないので(本人は話し掛けたりしてるだけなのに)ララァの親密度が回復するという現実!1人ベッドで眠るララァを見つめ「抱擁」したいというアイコンを出しては、そのアイコンが消えていく(諦める)シャアが哀れでなりません、よよよ…(全部実話)

シムにも相性があります。私はシャアをおひつじ座、ララァをおうし座に設定したのですがこれも、シム相性早見表で「相性◎」って言うのを調べて設定したんですよー(シムの相性は、日本的な星占いとちょっと違うのです)なのに、何をやっても親密度がさがるのはなぜー?
ちなみにオスカー夫妻はオスカー様いて座、アンジェは私の星座でかに座にしてありますが、この組み合わせはニュートラル、悪くもないけど良くもない、いわば普通の組み合わせ、努力次第でどっちにも転ぶある意味現実にありがちな初期相性だったのですが、今じゃ何があっても離れないほどらぶらぶなので、初期相性はあまり関係ないみたい…
じゃ、いったい何が問題なのー?やっぱり下手?下手なのが原因?(爆)

初代シャアはオスカー邸で餓死、2代目は一方通行らぶの上、家庭内離婚。
「わーたしは不幸癖、とれなーいぃおとぉこ〜」と、思わず五○ひろしのこぶしで歌いたくなってしまった私でした。さあ、シャアの明日はどっちだ?!
(続くかどうか未定)

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