第3話 「一応、先輩守護聖なんだが…」

シムは、就職しても友人がいないと出世できないという事実を先輩Sさんのシム日記で知った私。まだオスカー様の就職先も決めていませんが、とりあえず1人位は友人がいてもいいだろうと、お友達を作ってあげることにしました。就職してから職場で友人を作ったっていいような気がしますが、シムの世界では職場だけでのお付き合いは友人とは認めてくれないらしく、あくまで私的なおもてなしが必要らしいのです。
というわけで、オスカー様が心理的に友人になりやすい方といったら、まず、この方↓でしょうと思い早速ご招待〜(池田秀一氏縛りにもなることだし・笑)

勝手知ったる他人の家…ではないはずなのに、カティス様は旧知の誼か、挨拶をするや否やオスカー邸の内部にずんずんと我が物顔で入り込み、リモちゃんの作ったご飯を勝手に一皿頂戴しておりました。
シムのお客様というのは、1度屋内に入るや、それはもう好き勝手なことをいたします。ご飯を勝手に食べるなぞ、はっきりいって序の口。

おなかがくちくなったカティスさま、後輩とはいえ、いきなり他人の家で全裸になって、ラブラグのバイブ機能を楽しみ始めてしまいました(どうせ、股間には何もついてないのですが、一応良識的な処を見せるべくデンジャーゾーンを軽くカバーしてみました・笑)
すると、オスカー様ったら、ナニを思ったのかいきなり自分も全裸になって、カティス様の隣に仰臥しようとするではありませんか!しかも、丁度リモちゃんが、通りかかった時を狙ったかのように!


きゃー!WINDFALLはあくまで健全(?)ノーマルカプサイトのはずなのに、このままでは、別路線に走ってしまうわー!シムは別腹…じゃなかった別物勘定なの?その上リモちゃんがすぐ傍に来てる時を狙わなくてもいいのに!わわわ、このままでは修羅場?修羅場になっちゃうのー?
と焦った皆様、ご安心ください。
一見先輩守護聖の強引なセクハラに抗い切れなかったように見えるオスカー様ですが、実はこれには深い考えあってのことだったのです。

オスカー様とカティス様は、供臥しはしたもののラブラグの上でマッサージを楽しんでいるだけでHは始めませんでした。
つーか、愛しい妻のすぐ傍で、先輩守護聖とはいえ男とHを始めてしまうようではリモちゃんに愛される資格はありません、オスカー様(しかし、それがないとはいえないのがシムの怖いところ)
実は、オスカー様は、カティス様の傍にリモちゃんが通りかかるのを見たため、急いで先にカティスさまの隣を塞いだのです。カティスさまの隣にリモちゃんが来てしまった場合、自動的に始まってしまうかもしれないHを自らの身体を呈して防いでいたのです(ということにしておいてあげて)
「はあ、やれやれ間に合ったか、危ないところだったぜ…」
しかし、あったりまえですが、そんな事情は露知らないリモちゃん、Hなしだろうとも自分たちの愛のラブラグにオスカー様と並んで寝ている男のことが面白かろうはずがありません。
「先輩守護聖かなにか知らないけど、オスカー様のお隣は私の席なの!」

と思ったのか、リモちゃんは、いきなり、えっこらせとオスカー様を駅○抱っこで抱き上げ、カティスさまに見せ付けるように熱烈なキスを交わし始めたのです。この時、私は一切のコマンドを出していません。この行為はあくまで、リモちゃんの自発的な行為です。ちなみに、このキスを見ているカティスさまの行動は「賞賛する」
43sの華奢な女性が、79sの大の男を○弁抱っこで持ち上げたんですから、そりゃ、それって賞賛に値するよなー、なんて、妙なところで私が感心していた、その次の瞬間でした!
リモちゃんを賞賛しようとしていたカティスさまに、リモちゃんは「ぱぱぱぱん!」といきなり何発もの往復びんたを食らわせたのです!(この動きは早すぎて写真がとれませんでした)そしたら、あーあ…


カティスさまは、しくしくと泣き出してしまい、そのまま泣きながら家に帰ってしまいました。
この時、リモちゃんのカティスさまへの親密度は一気にマイナス100!でも、オスカー様を誘惑されたと思ったんですから無理もありませんねー。しかも、リモちゃんのこのやきもち、あながち杞憂ではなかったんです。実は、カティス様はリモちゃんのいないところで、オスカー様をもっと露骨に誘惑もしていたんですねー
この事件の前、別の部屋で「お!ラブラグがあるじゃないか、ちょっと試してみるか」
と、いきなりマッパになるカティス様がいました(どうも、ラブラグマニアらしい)

しかも、この時、カティス様は、通りがかったオスカー様に「ベッドで遊ぶ(Hする)」アイコンを出し明らかにオスカー様に誘いかけたのです!ぎゃー!
私もこの時はマジで青くなりました、ウチは801サイトじゃないのよー!でも、これでオスカー様のオトモダチ度があがるなら…(嫌なトモダチだな)と怖いもの見たさもあって敢えて干渉しなかったんです、


しかーし!うちのオスカー様はリモちゃんへの操を貫き通しました!誘いをかけるカティスさまに向かって嫌々と首を横にふり、絶対に供に仰臥はしませんでした、ええ、けっして男同士のナニはアニメがなかったから、何もできなかっただけではありません、ありませんとも!多分きっと…(Missing Animmation!とあるのは見えない、見えない…)

そして、カティスが帰った後、もちろんオスカー様はリモちゃんを慰めました。新しいピンクのドレスとネックレスもプレゼント
「お嬢ちゃん、俺が愛しているのはお嬢ちゃんだけに決まっているじゃないか、カティスは一応先輩守護聖だから、男の付き合いをしただけでだなぁ…いわば、銭湯に一緒に行くようなもので…(く、苦しい)、

リモちゃんは疑うことをしりません(実際Hは拒んだことでもあるので、あながち嘘でもないし)
「くすん、オスカー様、お仕事で出世なんてしなくていいですから、あんまり他の方と仲良くしないでください、私、不安で泣いちゃいます〜」
邪魔者は平手打ちで強制的に排除したことは、もはや忘却の彼方のようです(笑)
「もちろんだ、お嬢ちゃん!俺だってお嬢ちゃん以外の人間なぞ、もう、ぺぺぺのぺーっだ!」
このラブラブ夫婦には友人を作ることって、絶対不可能なんじゃなかろうかと思った私でした。

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