「ほら、もじもじしてないでこっちにおいで、お嬢ちゃん」シャワーを片手にオスカーが振りかえった。
浴室のドアから、顔と、丁度すんなりとした片足だけを浴室に伸ばしかけていたアンジェリークはオスカーの視線にその姿勢のままかたまってしまった。
「あの、オスカーさま、そんな、見ないで…はいれないです…」
オスカーがふっと笑った。
「約束しただろう?これからは一緒に風呂に入るって…今から恥ずかしがってどうするんだ?」
「だ、だって、こんなに明るいし、そんなじっとみられてたら私…オスカーさま、おねがい、お風呂場に入るまででもいいですから、向こうむいててください…」
「わかった、わかった、じゃ、俺はシャワーを浴びてるからその間にこっちにおいで、お嬢ちゃん」
オスカーは拍子抜けするほどあっさりとひきさがり、壁のほうに向き直りシャワーのノズルを壁に戻してコックを捻った。
アンジェリークはあからさまにほっとした表情で、それでも、片手で胸元を隠しながら、俯き加減にそろそろと浴室の中にすすんできた。
もっともアンジェリークの華奢な身体からは意外なほど豊かな乳房は細い腕ではとても隠しきれず、色づいた薄紅色の蕾が見え隠れする様は惜しげもなく乳房を晒すより、よっぽど扇情的でそそられるとオスカーはつい口元が緩んでしまう。
寝室の仄暗い燈火の下で見る裸身も確かに儚げで幽玄といえるほどに美しい。
だが、明るい白熱灯の下で眩いほどに輝いている白い裸身も、光を反射してきらきら光る金色の産毛もこの上なく美しく思えて、オスカーは見ないでといわれて見ずにいられるものかと思う。
オスカーがあっさり引き下がったのはオスカーの斜め前の壁面の鏡にアンジェリークの姿がくっきり映し出されることに気付いたからだった。
アンジェリークはオスカーに見つめられつづけていることなど想像だにせず、それでも、恥じらいと緊張を隠しきれない様子でオスカーの背後に近づいてくる。
自分が見ていないと思っていてさえこんなに恥ずかしがっているようでは、とてもこっそり垣間見ていたなんてことをアンジェリークには言えないなと、オスカーは思った。
下手をすると泣き出してしまうか、いっしょに風呂に入るという漸くとりつけた約束も反古にされてしまうかもしれない。
そう思ったオスカーは出しっぱなしのシャワーをあびるでもなく、黙ってアンジェリークの様子を鏡を通して見つめていた。
アンジェリークは一度オスカーのすぐ斜め後ろまでやってきて、一瞬指を噛んで逡巡を見せた後、オスカーが予想だにしていなかった行動に出た。
壁を向いていたオスカーの背中から腕を回してその逞しい体躯を抱きしめて、オスカーの背に自分の白い体をぴったりとおしつけてきたのだ。
「オスカーさま…」
予期せぬアンジェリークの大胆な行動にオスカーの頭と下半身に一気に血流が集中した。
アンジェリークの豊かな乳房と吸いつくような肌を背中一面に感じては勃起しないほうがおかしかった。
「お、お嬢ちゃん…」
情けないほど上ずった声しかでない。
「オスカーさまったら、ずるい。見ないでっていったのに私のことずっと鏡でみてたでしょう…」
これは迂闊だったとオスカーは思った。
自分がアンジェリークの姿がみえるということは、アンジェリークにも自分の姿が見えるのだということをオスカーは失念していた。
「怒ったのか?お嬢ちゃん、でも、それならなんで俺にだきついてくるんだ…?」
余裕を示そうとしたのに、語尾がかすれてしまって、オスカーは内心舌打ちをしたい気分になった。
「怒ってなんかいません。だけど、あの…こうしてぴったりくっついちゃえばオスカー様も私が見えなくなるでしょう?だから…」
実際アンジェリークは怒るどころか恥ずかしくはあってもほこらしいような、くすぐったいような気持ちで眩暈すら感じているほどだった。
オスカーが自分をみつめているのに気付いた。息をつめて、眩しいものをみるかのように、明かに瞳に賛嘆の色をうかべて。
あんな瞳で見つめられたら天にも上るような気持ちを味わいこそすれ、怒ったりするはずがなかった。
『オスカー様は私を綺麗だと思ってくださってるの?どうしよう、嬉しい…すごく嬉しいの…』
そう思ったら言葉にできないほどの思いが胸一杯に膨れ上がって、思わずオスカーに抱きついてしまったと言った方が正しかった。
でも、オスカーが自分のことを綺麗だと思ってくれたのかもしれないと思ったら嬉しくて抱きついてしまったなんて、恥ずかしくていえなかったから、とっさに誤魔化した。
もし自分の自惚れだったら…それが恐くて、ちょっぴり自信が無くて、だからオスカーの顔をみなくてすむように、自分の顔も見られなくてすむように、さらにオスカーに抱きついてしまった腕をほどけなくなった。
その行動がどれほど激しくオスカーを燃え立たせてしまったかにも気づかず。
胴にまわされていた腕にオスカーが自分の手を重ねてきた。
「お嬢ちゃん…確かにこうしたら俺はお嬢ちゃんを見られないが…だが、もっとお嬢ちゃんを感じちまうぜ…直接、しかも全身で…」
アンジェリークはおし黙ったままオスカーの背に顔を擦りつけ、オスカーを抱く手に更に力をこめた。
オスカーが息を飲む気配を感じた。
「まいったな…俺を誘っているのか?いけないお嬢ちゃんだ…」
「そんなつもりじゃ…でも…」
「これが誘惑じゃなくてなんだっていうんだ?だが、君から誘惑されることがこんなにも甘いとはな…くせになりそうな甘さだぜ」
「オスカーさま…」
「このまま天使の誘惑に屈してしまうのもいいかもしれん…」
オスカーは自分の体に回されたアンジェリークの腕を優しく解かせ、アンジェリークに向き直ってその身体に覆い被さる様にきつく抱きしめ、だが、唇は優しく柔らかくアンジェリークのそれを塞いだ。
隙間なく肌と肌を合わせるように抱きしめあい、唇を食む様に、吐息の全てを飲みこもうとするほどにアンジェリークに何度も繰り返し口付けを落した。
名残惜しげに一度唇を離すと、オスカーはアンジェリークの髪をかきあげてうなじに唇を押し付けながらこう言った。
「俺を誘ってくれたお返しをお嬢ちゃんにしてやりたいんだがな…」
アンジェリークの身体を甘い戦慄が走りぬけた。
恐いような、でも、期待に震えている部分がアンジェリークの中に確かに存在した。
「そうだな、俺がお嬢ちゃんの身体を隅々まで洗ってやろう。」
「え、そんな、いいです、オスカーさま、私一人で洗えます。オスカー様に洗っていただくなんて、そんな…」
申し訳ないし、恥ずかしいと続けようとしたが、それを予期していたかのようなオスカーの唇がアンジェリークの唇を再度塞ぎ、遠慮の言葉が口から漏れ出すのを阻んだ。
「お嬢ちゃんが一人で洗えないなんて思ってないさ。俺が洗ってやりたいから、そうするんだ。それに、意外と気持ちいいかもしれないぜ?さ、いいこにしてな、お嬢ちゃん。」
オスカーは掌にボディソープを一杯に泡立てるとまず、アンジェリークの手をとって自分の掌で擦り始めた。
「お嬢ちゃんの柔らかい肌を布でごしごしこするなんて、かわいそうだからな」
指の一本一本まで丁寧に泡をなすりつけていく。
オスカーの指が自分の指に絡みつけられ、指の股をなでさすられたとき、アンジェリークの背筋がぞくりとした。
くすぐったいのに、それだけではない感覚が身中を走りぬける。
『や、なんで?オスカー様は私を洗ってくださってるだけなのに…』
オスカーから、洗われている手を引き抜きたいような気分に駆られたが、そんなことをしたらオスカーに悪いと思ってそれを押さえつけた。
でも、何かに耐える様に、アンジェリークの唇はきゅっとかみしめられる。
オスカーはそんなアンジェリークの様子をなにやら楽しげに、そして含む所がある様子でじっとみつめている。
オスカーはゆっくりと掌をアンジェリークの手首から肘、二の腕へと伸ばしていき、肌に隙間を残さず石鹸をぬっていく。
掌が肩まで達したところで
「さ、反対の手だ。俺にそのかわいい手をよこしな?お嬢ちゃん」
と、オスカーがアンジェリークに声をかけた。
アンジェリークは言われるままにオスカーに自分の手を預けた。
オスカーに優しく囁きかけられると、操られる様にアンジェリークの身体はオスカーの言うがままに動いてしまう。
オスカーがもう片方の手も、指からはじまって腕のすみずみまで丁寧に洗ってくれるのをアンジェリークは不思議な思いで見つめていた。
『オスカー様にこんなことさせちゃ悪いわ…はずかしいし…でも、どうして?そう思うのに身体が動かないの…』
オスカーの掌がもう片方の肩まで届くと、オスカーは一度手を離し、
「今度は足だ。」
と言ってアンジェリークの足許に跪き、青い静脈が透けて見えるほどの真っ白な太股にちゅっと口付けてから、細い足首から脹脛、膝頭へ下から上方へと両手ですんなりとした足を両手で包みこむように洗っていった。
大腿部をいとおしむように撫でさすりながら、手を股間の付け根まで伸ばすと、アンジェリークの身体に一瞬緊張が走ったのをオスカーは掌を通して感じた。
口元にあるかなきかの微笑みをうかべると、オスカーはあえて手をそれ以上進ませずに、もう片方の足を足首から丁寧に洗っていった。
アンジェリークが詰めていた吐息を漏らした気配が伝わってきた。
オスカーは素知らぬ振りでやはり太股まであらいあげると、もう一度掌に石鹸を泡立てなおし、
「次はその白い背中を洗ってやろう」
アンジェリークの背後に回って両手を薄い肩におくと肩甲骨から背中全体と、わき腹まで掌で確かめる様に洗っていく。
アンジェリークの真っ白な背中には、所々に情事の名残の紅の花びらが濃淡とりまぜて散らされている。
もちろん、自分が散らした花びらだ。
白いキャンバスに無秩序に置かれた花びらは、もっとたくさんの花を散らしてくれとオスカーに語りかけてくるかのようだ。
オスカーは薄くなってしまっているそれを濃い色に染め直したい、新たな花を散らしてやりたいという衝動を懸命に押さえこんで黙々と背中をなでさする。
今はまだその時ではないと、自分に言い聞かせながら。
背中からわき腹に掌がすべる様に縦横に走るとアンジェリークが僅かに身をくねらせた。
「きゃぅ…オスカーさま、くすぐったい…」
「いいこだから、じっとしてな、お嬢ちゃん、きれいに洗えないだろう?」
オスカーは構わずに掌を動かしていく。
きれいなSの字を書く腰のラインをなぞり、そのウェストの細さを確かめる様になでさすってから掌を豊かに張り出した腰から綺麗に盛りあがった双球へと置いた。
「お嬢ちゃんのお尻は本当にかわいいな…真っ白でやわらかそうで、それでいてぴんと張りがあって…」
豊かな臀部を掌をまわす様にくるくると撫でさすると
「やぁん、く、くすぐったいです、オスカーさまぁ、そ、それにあんまりみないで…」
と、アンジェリークが今までになく、激しく身を捩らせた。
「こら、そんなに動いたら洗えないじゃないか、それに見ないでどうやって洗うんだ?」
オスカーは却って楽しそうに執拗にアンジェリークの臀部をなでまわす。
「やん、やん、オスカーさま、もう、やめて、くすぐったいの…」
アンジェリークがここで初めてオスカーの手から逃れ様と体を離しかけた。
だがオスカーはその瞬間にアンジェリークの腰と手首をしっかりと掴んで、アンジェリークの背と自分の腹部をぴったりと密着させる様に背後から抱きすくめてしまった。
「お嬢ちゃん、逃げたら洗えないだろう?どうやら、もっとしっかり捕まえておかないとだめらしいな…」
アンジェリークはオスカーに身体の動きを封じられて動揺した。
オスカーの身体の熱がじわじわと背中から伝わってきて、しかもシャボンの所為で摩擦のなくなった肌がオスカーのそれと擦れあうたびになにやらいたたまれないような感覚が、肌の重なった部分から生じていく。
その自分の内部から生じる熱のようなものからアンジェリークは無意識に逃れようとしていた。
「あん、逃げません。逃げませんから、オスカーさま、手を離して…」
アンジェリークは言葉と裏腹に、必死に密着している腰をうかそうとしている。
オスカーはアンジェリークの身体の動きを腕に力をこめて制する。
「だめだ、今だってお嬢ちゃんは俺から逃げようとしてるじゃないか。お嬢ちゃんはぴちぴち跳ねまわる魚、いや、人魚か?みたいに動き回るし、シャボンのせいで掴み所がないから、しっかり捕まえておかないとな…」
「だって…」
「ほら、前を洗うからじっとして…」
オスカーはアンジェリークの腰をしっかりと抱きかかえて自分の体に密着させたまま、掌をアンジェリークの身体の前面に伸ばした。
オスカーの滑らかな手がアンジェリークの首筋から鎖骨にかけてするすると滑ると、アンジェリークの身体がオスカーの腕の中でびくんと跳ねた。
「あ…オスカーさま…や…」
「動いちゃだめだっていっているだろう?」
構わずに手を進め、こんもりと盛りあがった乳房を包みこむように掌をあてがった。
掌を回しながら交互に両の乳房全体を撫でさする。
石鹸の泡を活かして、力を加えずにあくまで滑らかに乳房の撫でていると、掌に先端が固く尖り出すのが感じられオスカーはほくそえむ。
立ちあがり始めた先端をさらに意識して掌で擦ると、アンジェリークの唇から切なげな喘ぎが零れ出した。
「うぅん…はぁ…あん…」
「どうした?お嬢ちゃん、そんな悩ましげな声をあげて…」
「や、オスカー様…そこばっかり、そんなにこすらないで…」
「そこってどこだ?」
「もう、わかってらっしゃるくせに…あの、胸のてっぺん…」
「俺は胸全体を洗ってやってるのに、ここがなぜか立ちあがってくるから、どうしても擦れちゃうだけだぜ?なんで、こんなにここが固くなるんだ?お嬢ちゃん…?」
「やだ、もう、オスカー様の意地悪…」
アンジェリークは目を瞑ってそっぽを向いてしまった。
「知ってるぜ?お嬢ちゃん。本当は触って欲しいんだろう?一杯いじってほしいから、俺を誘う様にこんなに固く立ちあがってるんだろう?違うか?」
「いや…そんなこといわないで…」
「ほら、お嬢ちゃん、素直に言ってご覧?こうして欲しいだろう?」
オスカーはこういいながら、初めて意識的に乳首をくりくりと摘み上げながら、先端を指の腹で転がした。
「ああんっ!」
アンジェリークが小さくのけぞるや、オスカーは乳首を手離してしまった。
「さあ、どうしてほしいか言えるか?言わないなら、してもらいたくないんだと思うぜ?」
「あぅ〜…」
「さあ、お嬢ちゃん?もう触らなくていいのか?」
アンジェリークは諦めた様に小さな声で途切れ途切れにオスカーに告げた。
「あの…あの、触って…胸のてっぺん…オスカー様に触ってもらいたいの…」
「よくいえたな、お嬢ちゃん…」
オスカーは嬉しそうに微笑むとアンジェリークの頤を摘んで後ろをむかせ軽く口付けた。
そして、アンジェリークの腰を抱えていた手も緩めて両手で乳房を揉みながら、アンジェリークの願い通り乳首を摘み上げては先端を指で転がし始めた。
途端にアンジェリークが甘い声を上げ始めた。
「はぁっ…んんっ」
「ここを触られると気持ちいいのか?お嬢ちゃん」
「あん、そ、そうなの、オスカーさまぁ」
「ふ…素直なお嬢ちゃんはかわいいな。なら、いっぱい摘んだり転がしたりしてやろうな、お嬢ちゃん」
オスカーは背後からアンジェリークを抱きすくめたまま、存分に乳首を弄んだ。
石鹸で滑らかになっているので普段指先で与える愛撫より、より鋭い快楽が乳首から迸っているようでアンジェリークはオスカーの指技に酔いしれている。
そのかわいらしい乳首を唇と舌で愛してやれないのが少々残念だったが、ま、これからいくらでも時間はあるさと思いなおしたオスカーは
「ああ、まだ、洗ってないところがあったな…」
といって申しわけ程度になだらかな腹部を撫でさすってから、アンジェリークの金褐色の繊毛の上に掌をあてがった。
もちろんその間も片手は休み無く乳首を摘み上げてはこねくり回している。
「お嬢ちゃん、ここもきれいにあらってやるからな」
オスカーはもう一度手に石鹸を泡立てると
「さ、少し足を開いて…」
と言いながらアンジェリークの股間に手を差し入れた。
オスカーの指に与えられる快楽に酔っているアンジェリークは抗うことなく、それでも、おずおずと足の力を緩めた。
「いいこだ、お嬢ちゃん…」
オスカーが斜め後ろからアンジェリークの顎を摘んで口付ける。
素直に言に従うと褒美のように与えられる口付けが、アンジェリークから更に抗う気持ちを消し去って行く。
もともと嫌で抗うのではなく、激しい悦楽の予感と羞恥に気持ちが竦んでしまうだけなのだから。
だから、一度その悦楽を受け入れ身を任せてしまえば、もう、抗う気持ち自体も、その根拠も消えうせてしまう。
オスカーにいつのまにかそこまで追いこまれてしまっていたアンジェリークだった。
オスカーはアンジェリークの股間で踊る様に指を蠢かし、重なり合った襞の一つ一つまで丁寧に洗っていく。
襞を指先でめくるようにしていると、秘裂からとろとろと粘度の高い液体が溢れてき、オスカーの指にからみついてくる。
石鹸だけでも滑らかなになっているのに、豊かに愛液も溢れ出した所為で、アンジェリークの股間はこれいじょうないと言うほどにぬめらかに潤びきっていた。
そのぬめりを塗り広げるかのようにオスカーはふっくらとした襞の合わせ目を指で後ろから前へとなぞりながら、秘裂の奥にちょこんと顔を出している花芽を指の腹で転がし始めた。
「はぁっ…ん」
アンジェリークの身体がぴくんと跳ね、震えが走った。だが、その腰はオスカーから逃げようとはしない。むしろ豊かな臀部はオスカーの腰に擦りつけられるように蠢いた。
その途端にアンジェリークの身体に一瞬緊張が走った。
既にこれ以上は無いというほどの威容を誇っているオスカーのものが自分の臀部に当たったのだ。
『やん、お尻にオスカー様のがあたってる…』
オスカーのものが逞しく屹立している様子が否応無くアンジェリークの身体に伝わってきて、アンジェリークをおちつかなくさせる。
アンジェリークはオスカーのものによって与えられる言葉で表せぬほどの快楽をもうその身に嫌と言うほど思い知らされている。
その雄渾のものに連れて行かれる桃源郷を思うだけで気もそぞろになり、そして、オスカーのものを早く受け入れたいとおもう気持ちが隠しようも無く沸き起こってくる。
オスカーはアンジェリークの気持ちを知ってか知らずか片手の指で乳首を摘み上げ、もう片方の指先で花芽を弄びながら、アンジェリークに囁いた。
「お嬢ちゃんもっと気持ちよくなりたくないか?」
「あ…そん…な…」
自分がオスカーをもう求めている気持ちを見透かされたような気がして、アンジェリークは羞恥に瞳を伏せた。
「お嬢ちゃんが決して逃げないと約束するなら、もっと気持ちよくしてやるぜ?」
オスカーの言葉が抗いがたい魔力をもってアンジェリークの脳裏に染み渡って行く。
いまでも、股間と胸の先端から迸る快楽に意識が飛びそうなくらいなのに、また、この快楽を上回るあのめくるめく陶酔を与えてもらえる…そう思ったら、もう羞恥はアンジェリークの行動をしばる頚木にはなりえなかった。
思うままに欲しいものを欲しいといわないと、オスカーは決してそれを与えてくれない。
だが、ほしいと言いさえすれば、自分の気持ちを偽らなければ、オスカーはそれに見合う、否、それ以上のものを自分に与えてくれる事をアンジェリークは教えこまれつつあった。
「約束します、オスカーさま、絶対逃げませんから、だから…」
「いいこだ、お嬢ちゃん…」
また、ご褒美のキスが与えられる。
「気持ちよくなりたいんだな…なら…」
オスカーはアンジェリークの手を取り、怒張しきった自分のものにその小さな白い手を導いた。
「あ…」
アンジェリークは固く熱く逞しいオスカーの生命力そのままのような雄渾のものに手が触れた瞬間、思わずたじろぎ、手をひっこめたい衝動に駆られた。
だが、オスカーとの約束があった。決して逃げないという…
快楽を与えられない恐怖より、オスカーとの約束を守りたい一心でその衝動を押さえつけた。
「お嬢ちゃん、逃げなかったな、お嬢ちゃんはいいこだな…」
もう一度与えられるキス。
繰り返されるキスにアンジェリークはオスカーの望むままに振舞う事への喜びを否応無く覚えさせらていく。
「さあ、握ってご覧…どうだ?」
いわれるままにアンジェリークはオスカーの物をそっと握ってみた。
アンジェリークの指が漸く回るかどうかという逞しさを誇るそのものはアンジェリークの手の中で命の滾りそのままに悠々と脈打っている。
「あ、大きい…すごく熱くて、固い…」
「ああ、お嬢ちゃんが欲しくてこうなっているんだ。お嬢ちゃんとひとつになりたくて、早くお嬢ちゃんの中に入りたくて…」
「ああ、オスカー様…」
アンジェリークが熱に浮かされた様にオスカーの名を呼んだ。
激しく求められているという事実が、恐ろしいほどの陶酔をアンジェリークにもたらしていた。
「お嬢ちゃん、わかるか?これがお嬢ちゃんの中にはいって、お嬢ちゃんのここが俺のもので一杯になるんだ」
いいながら、オスカーは愛液を滴らせている秘裂にぐっと指を差し入れて奥を突き上げた。
「ひぃんっ…」
アンジェリークの身体が小刻みに震えた。
「さあ、今すぐここを一杯に満たしてもらいたいか?それとも風呂から上がるまで我慢するか?どっちがいい?お嬢ちゃん。俺はお嬢ちゃんの言う通りにしてやるぜ?」
指を軽く曲げながら、アンジェリークの蕩けるような柔襞を掻き回しながらオスカーはアンジェリークの耳元で囁いた。
アンジェリークは、まだ信じられないといった面持ちでオスカーのものに手を添えたままだった。
それをどうあつかったらよいかよくわからぬ様で、所在なげにはっきりなでるともいえぬ微妙な触れ方でそれに触れていた。
そのぎこちない指遣いが一層オスカーを煽り立てて行く。
内心我慢がきかない限界まで追い詰められているのはオスカーのほうであった。
ここでアンジェリークに尻ごみなどされたら、却って無理やりにでも貫きかねないほど、欲望は高まりきっていた。
そんな様子はおくびにも出さずオスカーはアンジェリークを追いこんで行く。
「もっと全体をさするように指でしごき上げるんだ、そうだ、上手いぜ、お嬢ちゃん。ほら、これが根元まで一杯お嬢ちゃんの中に入って行くんだ…」
「こ、こんな大きな物が全部…?全部入っちゃうの…」
「そうだ、これが全部お嬢ちゃんの中にはいっていくんだぜ。そして、お嬢ちゃんのこの襞襞が俺のものに絡みつき、締め上げるんだ。俺のものを美味そうに咥えて離すまいとするんだぜ…」
そういいながら、ことさらに激しくオスカーは蜜を滴らせている柔肉の坩堝をかきまわした。
「ああっ…」
「さあ、お嬢ちゃん、今すぐほしいか、ベッドの上でゆっくりもらいたいか、どっちだ?正直にいってごらん?」
アンジェリークは自分の頭と体に火がついている燃えあがっているような錯覚に捕らわれていた。
オスカーの指と言葉で嬲られ、もう、体中に燃え盛る炎はただ一つのものを持ってしか鎮められない事を本能的に察知していた。
「オスカーさま、お願い、今…」
でも、唇を噛み締めながら、これだけ言うのがやっとだった。
これ以上は言えなかった。もし、これ以上重ねてあからさまな表現を求められたら、泣き出してしまいそうだった。
「今欲しいんだな、わかった…お嬢ちゃんの欲しいものを今すぐやろうな…」
耳に溶けるかと思うほど甘い声で囁かれた。
オスカーが皆までいえなかった自分の言葉を察しそれにこたえようとしてくれている…その甘すぎる期待に、アンジェリークは膝が崩れそうになった。
へたりこみそうになっているアンジェリークの腰をしっかりと抱えなおし、オスカーは潤びている秘裂に自分の猛々しいものをあてがった。
「壁に手をついて、自分の体を支えるんだ…」
「え、オスカー様、今って、あの立ったまま?あ…ああっ!」
アンジェリークがオスカーの意図を確かめる間もなく、後背からオスカーのものがアンジェリークの内部にゆっくりと、だが確実にわけいってきた。
「あ…ああ、入っちゃう…入ってきちゃう…こんな、こんなの…」
確かに満たしてもらいたいと思った。でも、立った姿勢のまま貫かれるとはアンジェリークは考えてもいなかった。
だがオスカーの物が自分の内部に満ちてくるに連れ、アンジェリークは震えるほどの陶酔と痺れで全身が満たされていくような感覚を覚えた。
「お嬢ちゃん、ほら、お嬢ちゃんがさっきまで弄っていた物は、もうすっぽりとお嬢ちゃんの中にはいっちまったぜ」
「ああ、オスカーさ…ま…は、恥ずかしい…」
「でも、そう思う以上に俺が欲しかったんだろう?立ったままでも、すぐさま入れて欲しいと思うほどに欲していたんだろう?」
「んん…そう…だけど、オスカー様が欲しかったけど…でも、こんな、こんな格好…」
「ふ、心配無い、自分がどんな格好をしているかなんて、すぐわからなくなっちまうさ。」
言うやオスカーはアンジェリークの臀部に自分の腰を激しく打ちつけ始めた。
「やぁあああっ!」
アンジェリークの背中が大きく反り返った。
「後ろから突かれると、お嬢ちゃんはすぐ訳がわからなくなるだろう?だから、すぐ、恥ずかしいなんて思う暇もなくなるさ…」
ぱんぱんと湿った肉のぶつかり合う音を縫って、オスカーは一人ごとのように囁く。
「はあっ…オスカーさまぁっ…だめ、もう、だめ…」
「イッていいんだぜ、お嬢ちゃん、我慢しないで、さあ…」
オスカーがアンジェリークの腰を掴む手に力をこめ、さらに奥深く自分のものを突きたてた。
「やぁっ…もう、もう、立ってられないの…だから、ああっ…」
「立ったままじゃイけないのか…なら…」
オスカーは一度自分の物を引き抜くと、一瞬思案してから自分が床に胡座をくんで座りアンジェリークの手を取って自分の上に跨らせた。
冷たいタイルの上にアンジェリークを横たえるのが忍びなかったからだ。
膝の上でオスカーに抱きかかえられて、改めて下から貫かれるとアンジェリークはむしゃぶりつくようにオスカーに抱きついてきた。
「オスカーさまっ!抱きしめて、お願い…」
「どうした?お嬢ちゃん、そんなにきつくしがみついてきて…」
自分の頭を抱え込むように必死な様子でしがみ付いてくるアンジェリークにオスカーは少々戸惑った。
「だって、後ろからって、あの、その、すごく感じちゃうけど、オスカー様のお顔も見られないし、抱きしめてもらえないから、ちょっと寂しくなっちゃって…」
「お嬢ちゃん…」
オスカーはアンジェリークの身体をきつく抱きしめなおすと髪を撫でながら、軽く口付けた。
「お嬢ちゃん、すまない、俺は君を快楽に酔わせる事にばかり気を取られていたみたいだな…」
アンジェリークにこう言われて、オスカーは自分がアンジェリークに求めさせる事ばかり考えていたことに気付かされた。
そして肌を合わせる事の最も大切な意味合いを失念していた事にも。
愛し合う二人のSEXはただ純粋に快楽を追求する事だけが目的では無い。
快楽を追求することはもちろん大切だ。しかし肉の快楽だけなら愛は無くても得る事はできる。
だが、そんな快楽は一面的・表層的な物なものにすぎず、魂の根源を震わすような一体感に比すれば、まったく味気ない、到底かなうものではない事を今のオスカーはよく知っている。
隙間無く触れ合う事で、ひとつにつながることで、二人ともにいられる事を感謝しあい、誰よりも互いが近しい存在である事、掛け替えの無い大切な存在であることを確かめ合うことこそ肝要なのに。
アンジェリークを快楽に酔わせたいと願う余りに、一番大切な事が抜け落ちてしまっていたかとオスカーはアンジェリークに済まない気持ちになった。
SEXの技術に長けているからこそ、快楽を自在に操れ与えられるという自負があったからこそアンジェリークをなぜ欲するかという根本を忘れてしまったのだといえた。
アンジェリークに誘惑されたことに心弾みそれに応えようと、いや、それだけではない、なにかアンジェリークに負けたくないような気分になってしまって、ことさらアンジェリークから求めさせようと躍起になってしまった気持ちもあった。
「すまなかった…お嬢ちゃんにさびしいなんて思わせてしまって…」
「あ、そんな、私がきっと甘えん坊なんです、ごめんなさい、でも、どんなに気持ちよくっても、やっぱり、あの一度はオスカー様のお顔をみながら抱きしめてもらいたいって思っちゃって…わがままですね、こんな気持ちよくして戴いてるのに…」
「そんなことはない、俺が忘れてたんだ、どうしてお嬢ちゃんを抱きたいか、お嬢ちゃんとひとつになりたいか、その気持ちを、一番大切なことを…」
そういうとオスカーはアンジェリークを固く抱きしめた。
「愛している…」
囁きと同時に口付ける。すぐに唇を離して再び告げる。
「愛している…」
そしてまた与えられる口付け。
愛の言葉と触れるだけの口付けを交互に幾度も繰り返す。
口付けを受けるうちにアンジェリークが心から安心したように満たされた表情を示した。
「私も好き、オスカー様、大好き!」
アンジェリークも自分からついばむ様にオスカーの唇を求めてくる。
それに応えてやりつつ、オスカーはアンジェリークをしっかりとだきしめて再び下から激しく突き上げ始めた。
「ああああっ!」
アンジェリークが体内に満ちていく悦楽のままにオスカーにさらにきつくしがみついてきた。
「お嬢ちゃん、決して離さない…こうして、抱き合ったまま溶け合おうな…」
「ああっオスカー様!いっぱい、いっぱいぎゅっとしてください!」
オスカーは言葉ではなくアンジェリークを力いっぱい抱きしめる事でその願いに応え、再度唇を塞いぎながら更に勢いよくアンジェリークの胎内を抉った。
アンジェリークもオスカーの口付けを離すまいと、オスカーの燃え立つ髪に指を埋めてその頭を抱え込むようにしていたが、オスカーの突き上げについに耐えきれずに唇を放した。
「ん…んふ…ふぁああああっ!」
そのまま、もっと声をあげさせたくて、オスカーは冷たいタイルの感触をものともせずに激しい律動を繰り返した。
「お嬢ちゃん、もっと、俺の名を呼んでくれ…」
「ああっ!オスカーさま!オスカーさまぁっ!」
アンジェリークは自分の内部で高まってはちきれんばかりの官能を持て余すかのように首を振る。
オスカーの身体を抱きしめる腕には力が込められる一方で、薄桃色の爪がオスカーの肩に食い込んだ。
「ああっ…だめ…も、オスカーさま、私…私…ああああっ!」
アンジェリークが一際高い声を放つと同時に、身体が小刻みに震えた。
「っ…お嬢ちゃん!」
アンジェリークが悦楽の園に意識を飛ばした様子にこの上ない満足感をだきながら、オスカーもきつく収縮する秘裂に己を解き放った。
アンジェリークが啜り泣きを漏らしながら力なくオスカーにしなだれかかってきた。
くったりと自分にもたれかかってくるアンジェリークの重みがなによりもいとおしく、オスカーはまたその小さな身体を慈しむ様に抱きしめ、髪から背中を優しく撫でさすってやった。
アンジェリークの啜り泣きが収まるのをまってから、オスカーはアンジェリークを自分から引き抜いた。
しどけなくタイルの上に足を投げ出して座りこんでしまうアンジェリークに
「お嬢ちゃん、すぐ終るから、ちょっとだけ待っててくれよ」
といってシャワーを浴びせ、汗で大方流れてしまっていたとはいえ、肌に石鹸が残らない様に身体の隅々まで綺麗に洗い流してやった。
「さあ、綺麗になった。ほら、ふいてあげような」
大判のタオルを手にとり、アンジェリークの身体の水滴をタオルで押さえつける様に拭ってやった。
「ふにゃ…オスカーさま、ありがとうございます…」
まだ、とろんとした瞳でアンジェリークがオスカーを見上げた。
「いいさ、さ、それよりベッドまで運んでやろう。」
オスカーはひょいとアンジェリークを抱き上げると、
「さっきまでは石鹸が残ってたから、お嬢ちゃんの身体に口付けられなくて、俺はちょっと物足りないんだ。ベッドに入ったらお嬢ちゃんの身体の隅々まで、今度はこの唇でなぞってやるからな?」
といって、軽く口付けた。
アンジェリークはびっくりしたように瞳を見開いた。
「お、オスカー様、今お風呂でしたばっかりなのに…もう一回ですか?」
「お嬢ちゃんがお望みとあらば、あと二、三回はいけそうだがな。それに、お嬢ちゃんも俺に嘗めてもらえないとなんとなく物足りないだろう?ん?嘗めてもらいたくないか?」
「ん、もう、オスカー様のばか…」
アンジェリークが頬を朱にそめてオスカーの肩に顔をうずめてしまった。
まだしっとりと濡れている髪に頬を摺り寄せてから、オスカーはシーツの海にあらためてアンジェリークの身体を沈めた。
まだ水滴がところどころ残るその身体は、うまれたての人魚みたいだなとオスカーは思う。
その身体に覆い被さり、顔のそこここに口付けの雨を降らせる。
柔らかな身体を腕の中に閉じこめながら、オスカーは、アンジェリークにもう絶対寂しさや不安を感じさせたりはしないと固く心に誓った。アンジェリークをどれほど愛しく大切に思っているか、それを示すために自分はアンジェリークを抱くのだ。
それをきちんと態度で伝えなければ、アンジェリークに伝えられなければ、自分がアンジェリークを抱く意味も甲斐もない。
アンジェリークへの愛しさが、自分の深く熱い思いが、唇で触れた部分から染みいって欲しい、伝わって欲しいと願いつつ、オスカーは口付ける部分を少しずつ広げていく。
自分の唇でアンジェリークの肌のすべてを確かめるように、オスカーは少しづつ自分の身体をずらしていった。アンジェリークを抱きしめる腕の力はなるべく緩めまいと思いながら。
FIN
しのちゃん様の見返りオスカーさまはご堪能いただけたでしょうか?(笑)そして、またもや私がファイルを開けた瞬間、ごろごろ床を転げまわった気持ちがおわかりいただけるのではないでしょうか(笑)あのオスカー様の誘いかけるような微笑、美しい肩甲骨から背骨のライン、きゅっと締まった腰にぴっと上向きのヒップ、もう、どこをとっても生唾ものですね〜。こんな綺麗なお尻をみせられたら、私は絶対背中にむしゃぶりついて抱きついてしまうわ〜!と思ったことが、創作の中でアンジェの行動に現れています。(笑)
実はこの見返りオスカーさま、もう随分以前から戴いていたのですが、私が何をつけるかが中々きまらなくて、UPをお待たせしてしまいました。オスカー様の視線から、またお誘いモノローグにしようかとも思ったのですが、お風呂に入ろうというお誘いだけじゃあまり萌えないし、じゃ、アンジェとのダイアログにしようとすると、状況説明が不完全になる、というわけで、えーい、創作にしちゃえ!と思って書いたのが「初めてのお風呂場H」と「初めての立位」(核爆)この時点では(時間的にTransparenceの後、ばいきんまんの前です)オスカー邸の浴室にはお風呂マットは入って無いので、立位にするしかなかったんですね。そのうち、オスカー様は多分お風呂マットを購入なさることでしょうけど(笑)
ところで、私は話をかくときに必ず一応テーマのようなものを自分の中ではきめて織り込んでるつもりなんです。それが、「おやぢHの先走り」とかオスカー様に「俺様めろめ〜ろ〜」と言わせることとかの、どんなにくだらないことであろうとも!(自爆)で、今回のお題は「技術に長ける者は往々にして基本を忘れがち」っていうことです。オスカーさまみたくテク自慢の人って、逆にそのテクに気を取られちゃってアンジェの本当にのぞむことが見えなくなっちゃうこともあるんじゃないかと思いまして。私の設定ではこの二人は結婚してからも恋愛してる所が多々ありますので、少しづつ、だけど確実に理解と愛情が深まっていくという感じも書いてみたかったんですが、成功してますかどうか(笑)ま、理屈じゃなく、しのちゃん様の麗しいオスカーさまをお楽しみいただくこと、これが一番大切ですね(笑)