2月14日は、女性が愛する男性に『好きです』って気持ちをこめてチョコレートを贈る日なんですって。そういう習慣の国があるんですって。そんな慣わしで『好き』って気持ちを伝えるのも素敵…
私は、あなたのことが好きで、大好きで、だから「好き」って言葉はいっぱい口にしていると思うの。特別な日でなくても、ううん、気がつくとあなたに「好き」って言っているような気がする…だって、好きって気持ちは知らぬ間に唇から零れているんですもの…
でも「好き」って言葉だけでは、自分の気持ちが伝えきれないような気がして、もどかしい思いがすることも多いの。
だから…甘いチョコレートを贈ったら、チョコの分だけ私の気持ちも、もっと伝わるかしら…
そんなことを思って、私、チョコレートのお菓子を作ったの。どうか、あなたに受け取ってもらえますようにと…
甘い物があまり得意でないあなたに合わせて、甘さは控えめに香付けの洋酒はたっぷりめに。
箱に並べて綺麗な薄紙で包んで…つけるリボンは…赤?金?
迷いに迷って、甘さを抑えたお菓子にあわせて、リボンもクールなブルーにしたの。
そう、あなたの瞳に近い色のリボンにしようと思って一生懸命探したの。
そして、その日、私がチョコレートを差し出したら…もちろん、その意味を説明して…そうしたら、あなたは、嬉しそうに微笑んで受け取ってくださったわ。
ちょっとドキドキしてたから、私も嬉しかった。
だって、チョコレートを差し出す時、あなたに初めて『好きです』って、打ち明けた時の気持ちを思い出してしまっていたんですもの。あらたまって想いを伝えようとすると、やっぱり少し緊張するの。
突然、チョコレートにかこつけて『好き』って改めて伝える私を、『こどもっぽいことをする』ってお笑いにならないかしら?ってことにも、ドキドキしてたし。
それに『俺たちの仲で今更、告白なんて必要ないだろう、お嬢ちゃん』なんて言われちゃうかもしれない、そうしたらどうしよう…ってことも、少しだけ心配だったの。
それは確かにその通りだけど…でも、ちょっぴりさびしく感じてしまっただろうから。
あなたを愛して、愛されて、結ばれて、もう2人で暮らす月日を重ねている私たちだから…確かに告白は必要ないかもしれない、でも、好きって気持ちをきちんと伝えることは…想いが通じ合った後ほど大切にしなくちゃならないような気がするんだもの。初めて『好き』って伝える時は一生懸命で当たり前、でも、一度伝えたら「好き」って気持ちは、それでおしまいじゃないでしょう?好きって気持ちは、伝えたその時だけ咲く一瞬の花火じゃなくて、ずーっとずーっと、大切に胸に抱いていくものでしょう?掌で包みこむように大事にしていくものでしょう?
だから、私は、あなたに「好き」って気持ちを出来る限りたくさん伝えたい。
だって、私はいつも、いつでもオスカー様が好きで、オスカー様を好きな気持ちは、後から後から溢れてきちゃうし…
あなたと一緒に暮らしている今も、私は毎日雲の上を歩いているような気持ちなんだもの。
あんまり幸せで、信じられない位幸せで。
こんなに幸せでいいのかしらって、ちょっと怖くなってしまうことすらあるんだもの。
私がオスカー様を好きで好きでたまらない気持ちは、初めて『好きです』って打ち明けた時と、全然かわっていないの…ううん、本当のことを言うと、もっと深く、もっと胸が痛くなるほど好きになっている気がするの。
オスカー様を好きな気持ちはどんどん深く熱くなっていく一方なの。
だから改めて『今までも…これからもずっと、あなたを好きです』って気持ちを、伝えたいと思ったの。だから、チョコレートを贈りたいって思ったの。
『好き』という気持ちをチョコレートを贈ることで伝えられるというのなら、想いをこめてチョコレートを作りたい。そして、あなたに贈って、受け取ってもらいたいって思ったの。
そのチョコレートを、あなたは受け取ってくれて、その上、あなた、その場ですぐ包みをあけて食べてくださった。
私、嬉しかった…
「美味い…甘く芳しく舌でとろけて…まるでお嬢ちゃんそのものみたいなチョコレートだな、ありがとう、お嬢ちゃん」
美味しくできてました?よかった…って胸をなでおろしたら、いきなり、ぐいと腰を引き寄せられてあなたの胸に抱き寄せられた。私、びっくりしてあなたの顔を見つめた。
「それで…もう一つのプレゼントはいつ食べさせてくれるんだ?」
私、困った顔になったと思う。だって、あなたの言葉の意味が本当にわからなかったのだもの。
「えっと…あの、お菓子はこれだけなんですけど…」
「そうかな?さっきから、この菓子より甘くて美味そうな香が、俺を誘ってやまないんだがな…そう丁度このあたりから薫り立ってくる…」
そういうとあなたは私の髪に顔を埋めて、そのまま私の耳朶から首筋につ…と舌を這わせたの。
「きゃ…」
「ああ、やっぱりとびきり甘い香がするな、お嬢ちゃんは」
「そ、それは、きっと、お菓子を作った時の香料の移り香です、オスカー様…」
私、くすぐったいのとびっくりしたのできゅっと首をすくめたのに、あなたはそのまま悠然と私の首筋を軽くすったり舐めたりし続けているの。
やん…耳に舌、差し入れないで…ぞくりとしちゃう…
きゅ…と唇を噛んでいた私に…それは火照ったような吐息が今にも漏れそうだったから…あなたは静かに言葉を続けた。
「だから…俺に食べさせたくて、こんなに甘い香りを身にまとっているんだろう?お嬢ちゃんは…」
私、多分真っ赤になったと思う。あなたの言葉の意味が、この時にはもうわかりすぎるほどにわかっていたから。
これは、あなた得意の言葉遊び。あなたが、いえ、きっと私自身も望む処に私を上手に導くための。もしくは、あなたの情熱に流された時のエクスキューズを私に与えるための…
「お嬢ちゃん、今日という日が女性が男性に愛を伝えるための贈り物をする日だというのなら、何より大事な、何より効果的な…そして、何より俺が欲しがるものがわかるはずだ…」
あなたの瞳、とても力強かった。真摯に真剣なまなざしで私のことをじっと見つめてた。
あなたの望むものはわかったけど…そして、それはとても嬉しい…女としてこれ以上はないほど、魂の震えるほど嬉しい望みなのだけど…
「だって…オスカー様…私はもう、オスカー様のものです…私の何もかも、もうオスカー様のものなのに、これ以上私を差し上げることなんてできるの…?」
そう、私は髪の一房からつま先までオスカー様のもの。オスカー様の唇が触れていないところなんて私の体中にどこにもないもの…でも、これは束縛じゃないの。束縛されてるなんて思ったこともない。あなたが望むもので、私ができること、あげられるものは何でもあげたかったのは私の方だから。あなたは、自分が望むと望まざるとに拘らず、多くのものを与えられ、多くのものを取り上げられてきたから…自分の意思とは無関係なところで…だから、あなたが『自分から』望むものなら、私は何でもあげたい、何でもしてあげたいと思っているのだもの…
それなのに、これ以上私をあげることなんてできるの?受け取っていただくことなんてできるの?
私は心底困惑していたのに、オスカー様はなぜかとっても嬉しそうに、こうおっしゃった…
「そうだな…確かに昨日までのお嬢ちゃんは俺のものだ。それなら、明日…いや、今、この一瞬から先のお嬢ちゃんを俺にくれないか…これからのお嬢ちゃんはまだ誰のものでもないから…」
そう言うとあなたは、私があげたチョコレートのリボンを手にとり、私の手首にまきつけた。しゅる…と絹が擦れる音がした。あなたは唇でリボンの端を器用に咥えながら私の手首にリボンをきゅっと結んだ。あなたの瞳と同じ色のリボンに私の手首は縛められた…
「さ、これで君は俺への贈りものだ」
そういって微笑むとあなたは私の服を肩から落とした。
私の乳房に顔を埋めた。
「アンジェリーク…昨日までの君も、これからの君も、全て俺のものだ……」
「オスカーさま…」
私は黙って微笑みを返し、あなたの髪に指を埋めた。
あなたは、どうしてこんなに優しいの?こんなに際限なく私を甘やかしてくれるの?
私、あなたが好き。あなたが、私を欲しいと言ってくれてうれしい。
有無を言わさぬような巧みな誘導は、あなたの優しさ。
こうするしかないんだって自然と思わせる巧みな誘惑は、私が、あなたを好きな気持ちを衒いなく表せるようにしてくれるためのものなのだもの…
だからこそ、私、甘やかされてばかりじゃダメって思ったの。
チョコレートを渡して、好きって気持ちを伝えられたって満足しちゃダメって思ったの。
あなたに膝の上にのせられた時、私、瞳を閉じたりしなかった。瞳を閉じてただ口付けされることを待ったりしなかった。
あなたから口付けられるより先に、私、自分から、あなたの頭を抱え込むように抱き寄せたの。
そして、自分からあなたに口付けたの。
触れるだけのキスじゃないわ。
自分から舌を差し出して、深い口付けをあなたに求めたの。
あなたは、少し驚いたみたい。
でも、すぐに応えてくれた。
まるで張り合うみたいに、私の髪を鷲掴みにして。
私、それでも瞳を閉じもせず、そらしもせず、あなたをまっすぐ見つめたの。見つめながら口付けたの。
舌の先を触れ合わせて、それからお互いに弾きあって、絡めあって…その後、噛み付くように口付けたのは、私から?あなたから?そうね、2人同時にかもしれない。
数え切れないほど何度も口付けてから、私、あなたの首筋に唇を移した。
鋼を束ねたみたいな逞しい首は、少し位吸ってみても、痕なんてうっすらとも残らない。
それでも、口付けて、吸い上げて…時折歯をたてたりもして…
そのまま、あなたの厚い胸板に唇を滑らせて…濃茶色の突起にそっと口付けて…舌を回して…ちゅっと吸って…あなたのここ…硬く立ち上がってる、唇に感じる…それが嬉しくて、私、あなたの胸板にほお擦りしたの。
あなたが私を膝の上に乗せてくれててよかった…って思いながら。
さもないと、届かないもの。
あなたの熱くてどっしりとした身体に組み敷かれ、押さえ込まれていたら…自分から口付けるのも難しかったから。
あなたの重みを、温もりを全身で感じるのは大好きよ、でも、今は、私は自分から「あなたを欲しい」って気持ちを表したかったの。
だから、私、あなたのおなかから下へも、そっと手を伸ばしてみた…
まさぐらなくても、すぐにわかったわ。
だって、火傷しそうに熱くて…鉄みたいに硬いんだもの…
だけど、触れるときに、絶対、力はこめないの…これ以上はないほど優しく…包み込むようにやんわりと握ってみたの…
私の指が届くか届かないか…それくらい逞しい…こんな大きなものが、どうして私の中にするっと入ってしまうのか、本当に不思議…そんなことを思いながら、そっと掌を上下させてみた。その全容を掌で確かめるかのように…すると、余計にオスカーさまのものの熱さとか、硬さとか、実感してしまって…やだ…オスカー様が私の中に入ってくる時の感じを、つい思い出しちゃった。そうしたら、なんだか身体の奥が熱くなって…や…溢れてきちゃいそう…
「今日のお嬢ちゃんは大胆だな…」
私が、何を考えて頬を染めたのか、あなたにはわかっちゃったのかしら?恥ずかしい…
でも、それ以上に、切なげに少し眉を顰めたあなたが愛しい…
「どうしてだと思います?オスカーさま…」
「君が…俺へのプレゼントだからか?俺が君自身を贈り物に欲しいと言ったから…か?」
「ふふ…」
私、わざと答えなかった。
だって、半分あたりだけど、半分はずれだから。
そして、残り半分の答えはオスカー様に見つけてほしいから。
わかってもらえるように、私は、それを態度で示すつもりだから。
オスカー様…オスカー様は優しい方、誰より優しい方、
そして、女の子のことをよく知ってる方…
オスカー様は、多分わかってらっしゃるの。
女の子は自分の行いにすぐ理屈や言い訳を用意しちゃうってことを。
それって女の子は言い訳さえあれば、思い切ったこともできちゃうってこと、逆に言えば、言い訳がないと自分の望むことをする勇気がなかなかでないってことにも通じるの。
だから、オスカー様はおっしゃったのでしょう?
私が大胆な訳は、今日の私はオスカー様への贈り物だからか?って。
逆に言えば、私は何か理由がないと…私自身をプレゼントにするというような理由がないと、大胆にオスカー様を自分から求めたりしないって、思ってらっしゃるでしょう?
私にリボンをかけたのも、あなたの優しさ。
オスカー様は私に理由をくださったのね。私が、あなたに全てをあげて、すべてを曝け出しても恥ずかしくない、どれほど乱れても何も気にすることはないって…それはあなたが私を贈り物にしたてあげて強引に求めたからだって、理由を作ってくださったのでしょう?すぐ恥ずかしがってしまいがちな私が、あまり恥ずかしがらないですむように理由をくださったのでしょう?
本当にオスカー様は優しい、優しすぎるほどに優しい…
でも、あなたの優しさに甘えっぱなしなのは、私、なんだか申し訳ないし、情けない気がしたの…
だって理由がないと…あなたに全てお膳だてしてもらって、理由も用意してもらって、何かにかこつけないと、私は自分からあなたを求めることもできないだろうから、いいよ、いいよって甘やかされてるみたいで、私、そのまま甘やかされっぱなしでは恥ずかしいって感じたの…
これでは、いくら、私からあなたに好きって言っても、あなたが欲しいのって言っても、その気持ちは何割引きかになっちゃう気がするんだもの。
私はあなたを好きって気持ちを、私のありったけで伝えたいのに。
『あなたを好き』『あなたが欲しい』って言える状況をあなたに用意してもらわないと口に出来ないのでは、情けないの。私の『好き』はそんな甘ったれた気持ちじゃないし、私は何の言い訳がなくても、あなたが欲しいのに…
だから、私はもう理由をお膳立てしてもらわなくても、あなたを好き、あなたが欲しいって伝えられることを示したいの…何かのせいにしなくても、何かにかこつけなくても、いつでも、心のまま、まっすぐにあなたを求めていることを伝えたいの…
女の子から好きっていっていい日でなくてもあなたに好きっていえるように。
リボンをかけられなくても、私はいつでもあなたに私をあげるし、自分から「私をもらってください」「私もオスカー様が欲しい」って言えることを伝えたいの。
私自身があなたを欲しいから。
そして、私はいつでも、いつまでもあなたのものだから。
今日、私があなたに、リボンをつけた私をプレゼントしなくても、今日も明日も、そのずーっと先の日まで…きっとこの命が終わるまで…私はあなたのもの…あなただけのものなの…
本当は、これ以上あなたのものになることなんてできないくらい…本当よ、この身体も心も全てあなたの物、あなたのものにしてほしいと思ってる。
だからこそ、私…自分からも、あなたが欲しいって言いたい…何かのせいにしないで、純粋に心が望むままに「あなたが欲しい」って言いたい、言わなくちゃって思ってるの。
今は、かけられたリボンのせいで、大胆なんだろうって思われても…
ヴァレンタイン・ディにチョコレートを贈って「好き」って気持ちを伝えることも、ステキだけど…ステキな切っ掛けだけど…
でも本当は何も理由なんていらないの…切っ掛けがなくても、特別な日でなくても、私はいつもあなたが好き、いつでもあなたを求めてることを、伝えたいの…
言葉で言っても、きっと半分も伝わらないかもしれない。あなたは「お嬢ちゃん、無理しなくていい…」って、きっと私を甘やかしてくれちゃうだろうから…私は、自分から行為や態度で示したいの。
ほら、見て…もう、リボンは解けかけているでしょう?
ね、早くこのリボンを全部解いてみて…
リボンがかかってなくても、私はあなたのものだってわかるはず。
そして、明日も私を求めてくれたら、きっともっとわかるはず…
リボンがなくても、
女性から好きって言っていい日じゃなくても、
私はあなたが好き、あなたが欲しいの、って自分からいえる私がきっといるから…
…でも、ごめんなさい…今は…もう、これ以上、あなたを好きって気持ちを態度で伝えるのが難しいみたい…
だって、あなたの手が…私の股間に差し入れられて…
あなたの綺麗な指が…長い指が私の重なりあう襞を無理矢理のように掻き分けて、こじ開けて、壁をこすって…あっ…肉の坩堝を突き上げてる…奥の奥まで穿っている…くちゅくちゅと淫らな水音を響かせて…
溢れかえっている蜜を、私の敏感な肉の芽に器用な指がなすりつける…鋭い快感に四肢から力が抜ける。
や…もう、こんなとろとろなのに…もっと、とろとろになっちゃう…私の身体も心も…どんどん溶けて溢れて…痺れる…もう、だめ…何も…わからない…言葉にならない…
あなたが与えてくれるもので、もう一杯になってしまって、自分がつなぎとめられない。
あなたを受け入れるので精一杯で、あなたを抱き返すことしかできなくて…
あなたが好き、あなたが好きよって、うわ言みたいに繰り返すことしか、もう、できない…
オスカーさま…やっぱり、今日も、こんな飾り気のない言葉でしか好きって気持ちを伝えることができない私を…許して…ね…
FIN
まずは…しのちゃんにせーっかくいただいてあったイラストをアップするのが、ものすごく遅くなってしまったことを懺悔いたします。もう、いただいてから明らかに年単位が経過してますから(滝汗)
というのも、読んでいただくとおわかりかと思いますが、今回オスアンあまあまヴァレンタインの風景…ではありますが、いつものオスアンとは若干印象が違う感じがいたしませんか?
そう、このお話ではアンジェが「攻め」なんですね。
しのちゃんからイラストをいただいた時のメールで、「このアンジェは福○雅治のGang」って歌をイメージした攻めアンジェなのー」という解説をいただきまして、攻めアンジェ…それは確かに魅力だ(笑)と
実際、オスカー様の髪に指をさしいれ、がっしと抱き寄せんばかりのアンジェに、私はぞくぞくしました。
でも、うちのあまあまシリーズのアンジェちゃんが、自ら攻めになるシチュってどんなん?
それがにんともかんとも思い浮かばなくて(お酒のせいとか、それこそよくあるパターンの媚薬のせいとかにはしたくなかったので)、しのちゃんが優しいのをいいことに、萌えが誕生するまで放置プレイとなってしまったんですー(平伏)
でも、ヴァレンタインが近づいてきて、ふと気がついたのですが、この日って女の子の「攻め」が公認の日じゃないですか(笑)で、突然「そーだ!ヴァレンタインなら、リモちゃん攻め!しかも正気のままで攻め!って自然じゃん!」と思いついたわけです(鈍すぎ)
でも、内容的にはヴァレンタイン礼賛…ではないんですよね、実は。
この日を切っ掛けにするとか、数ある愛情表現の一つとして押さえるのは全くOKですが、私としては、オスカー様を「好きで好きでたまらないリモちゃん」なら、こういう日に愛情表現するのは当たり前、でも、特別な日でなくても、私はオスカー様が大好きですって言える子であってほしいんです。
自分の意思で、言い訳・理屈いっさいなしでオスカー様が好き!オスカー様が欲しいの!って言い切れるのがウチのアンジェ。でも、オスカー様はアンジェを際限なく甘やかそうとしますから(これはオスカー様の楽しみですから・笑)甘やかしてもらうのは嬉しいし、それを受け入れる柔軟さもありますが、でも、甘やかされなくても、私はオスカー様が好きですよ、といえる強い子でもあるんです、ウチのアンジェは。そういう意味で、アンジェを攻めキャラにしてみたかったのが、今回の小品です。
あー本文より解説が長くなりそうってのは、文字書きにとって情けない事態なので、この辺にしておきますが、こんなアンジェも、たまにはいいかも…って思っていただけたら幸いです。
ちなみに、オスカー様の手は、アンジェの敏感なトコロを攻めつつあるところだそうです。オスカー様が攻められっぱなしのわけがありませんからねー(笑)というわけで、最後はやっぱり押し流されちゃうアンジェで締めくくってみた次第です。(2月17日に、ちょっとくどいかなと思った部分を削除しました、アップ済みの物に手をいれたのって初めてかも…ちょっと恥ずかしいですね・爆)