「きゃっ、ジュリアス様!」
しどけない姿を見られ、アンジェリークは恥ずかしさのあまり、顔を手で覆い隠し、ペタンとその場に座り込んでしまった。
「お嬢ちゃん、続けるんだ・・」
オスカーがあくまで優しく、しかし、断固とした口調でアンジェリークに命じる。
アンジェリークは一瞬すがるような瞳でオスカーを見上げたが、あきらめたように上体を起こし、
もう1度オスカーのものをその薔薇色の唇で包み込んだ。
「ああ、ジュリアス様。お嬢ちゃんもずいぶんうまくなりましたよ」
アンジェリークに奉仕させたまま、オスカーがにやりと笑いながら、ジュリアスのほうを向いた。
「ほう、そうか、それでは、褒美をやらんとな・・」
そういってジュリアスはアンジェリークの後ろに近づくと
「アンジェリーク、少し腰をあげるがいい・・」
とささやいた。
アンジェリークは言われたとおりにのろのろと腰を少しあげた。
オスカーのものを口に含んだままなので、素早くは動けないのだ。
ジュリアスはアンジェリークの腰を抱えあげ、自分のほうに腰を突き出させるような形に固定した。
不安定な中腰の姿勢にされたアンジェリークは、無意識に支えを求めてオスカーの腰にしがみつく。
そのため、アンジェリークはますます、ジュリアスに形のよい臀部を晒す姿勢になってしまった。
腰を高く上げさせられたために、秘裂が丸見えである。
ジュリアスはアンジェリークの秘裂をじっくりと眺めた。
そこは、蜜に濡れそぼり、つやつやと光っている。愛液は腿のほうまで流れんばかりだ。
秘裂は珊瑚色にそまって、ひくひくと蠢き、花芽はぷっくりと硬くたちあがり、生きている宝石のようだった。
「おまえのここは、ほんとにかわいいな。それに美しい・・」
ジュリアスに視姦されていることに気づいたアンジェリークは恥ずかしさに腰をひこうとするが、
ジュリアスがしっかり抱えているので、逃げることはできない。
「しかし、オスカーのものを愛撫しただけで、このようにここを溢れさせるとは・・おまえは本当に淫らなのだな・・」
「宇宙を統べる女王がこのように、淫乱だと知ったら、民はどう思うだろうな・・」
ジュリアスの言葉の責めが続く。
アンジェリークは泣きそうな顔になるが、反論することができない。
実際、オスカーのものを愛撫している間、この口にも入りきらない硬く太いものに、自分が貫かれ、突き上げられることを夢想しているのだ。
このものが自分の中に入ってくる・・そう思っただけで、愛液があふれ出る。
「ここをこんなにひくつかせて・・」
そう言うとジュリアスの指が秘裂を軽くなで上げた。
アンジェリークの背中がびくっと、しなる。
「ふふ、おまえのかわいいここは、私が静めてやろう・・」
ジュリアスはそのまま花芽に指を伸ばし、激しくこすりはじめた。
愛液が指に絡んでちゅぷちゅぷと、いやらしい音を立てる。
「ああっっ・・んん、やっ・・」
突然の激しい刺激にたまらずアンジェリークは声をあげて、オスカーのものを口から離してしまい、いやいやをするように首を振った。
「どうした?、いやではないだろう?ああ、こちらにもほしいのか?・・」
そう言うと、ジュリアスは中指と薬指を秘唇に飲み込ませ、指を軽く曲げて内壁を探るように動かした。
「ひっ・・あぁぁ・・」
アンジェリークに聞かせるように、わざと水音をたてて、ジュリアスは内部をかきまわす。
くちゅくちゅと水音が響くたびにアンジェリークの秘裂がジュリアスの指をしめつける。
「お嬢ちゃん、俺はやめていいなんて、いってないぜ・・」
オスカーがアンジェリークに顔を上げさせ、再度自分のものをアンジェリークの口に押し込む。
そして、重たげに揺れるアンジェリークの乳房に手を伸ばし、硬くたちあがった先端をつまんだり引っ張ったりする。
「んん・・うん・・んむっ・・うぅ」
口をふさがれたアンジェリークは声をあげることも適わず、強すぎる刺激から逃れ様と悪戯に腰をゆらめかす。
その扇情的な動きが却って、ジュリアスをあおって行く。
「これでもまだもの足りないのか?本当におまえはいやらしいな・・・」
そういってジュリアスは跪き、アンジェリークの秘唇に己の舌をさしこんだ。
「んんんっ・・ぅふぅんん・・」
頭をオスカーに押さえられくぐもった声をあげる事しかできない。
「宇宙広しといえど、私を跪かせることが出きるのはおまえだけだ・・」
アンジェリークを中腰で支えたまま、秘裂に舌をさし入れ、愛液をなめ取り、花芽を舌で転がす。
アンジェリークの膝はがくがくと震え、今にも崩れ落ちそうな様子だ
ジュリアスは、ひとしきり、秘裂を味わってから立ち上がり、アンジェリークの背中に口付けを落とすと、
「私がほしいか?」とアンジェリークの耳元に尋ねかけた。
アンジェリークは目尻に涙をためながら、必死にうなずこうとする。
満足げに微笑みジュリアスはアンジェリークの腰を抱えなおすと、立ったままアンジェリークを後ろから貫いた。
「んんっ・・んっ・・んふぅ・・」
ゆっくりと、己を根元まで飲み込ませると、アンジェリークが安堵したような吐息を漏らした。
「欲しいものを与えられて満足か?おまえのここは、私を離さぬよう、からみついてくるぞ・・」
アンジェリークの中は、熱く、きついのに、やわやわとジュリアス自身を包み込むような柔らかさがあり
己が溶けて行きそうな錯覚を覚える。
ジュリアスは何度アンジェリークを抱いても、いや、抱けば抱くほどこの体に執着して行く自分を感じていた。
ジュリアスはアンジェリークの腰をしっかり抱え、ゆっくりと動き出した。
付き入れる角度を自在に変えてアンジェリークの内部をえぐり、突き上げる速度を徐々に早めて行く。
ジュリアスの激しくなっていく動きに、体を揺さぶられ、アンジェリークの口も自然と上下し、オスカーのものを強くこする。
オスカーのものを懸命に愛撫すれば、この強すぎる快楽から逃れられるとでも思っているかのように・・・
「いいぜ、お嬢ちゃん、最高だ・・」
オスカーの眉が苦しげにひそめられる。
オスカー自身も腰を動かしアンジェリークの口腔にさらに深く、激しく、己を送りこむ。
「お嬢ちゃん、ちょっとこっちをみてみな?」
目を閉じて、ジュリアスから与えられる快楽に神経を集中していたアンジェリークは、オスカーの言葉にふと、顔を上げた。
浴室の大きな鏡に、オスカーのものを咥えさせられ、ジュリアスに突き上げられ、欲望のままに快楽をむさぼる自分の姿が映っていた。
驚いて目を閉じようとすると、オスカーにあごを捕まれ、目を開けるよう命じられた。
「ちゃんと目を開けて、見るんだ、お嬢ちゃん。自分が今、どんな格好をしているかを・・」
オスカーの声は優しいとさえ言えた。
しかし、決してアンジェリークには逆らえない何かが、オスカーの声にはあった。
『これが・・わたし・・?』
口はオスカーのものをおいしそうにしゃぶり、秘裂はジュリアスのものを咥えこんで離さない。
ジュリアスのものが抜き差しされるたびに、秘唇はめくりかえり、ジュリアスのものに自ら絡み付くかのようだ。
そのジュリアスのものは溢れ出すアンジェリークの愛液で、てらてらと光っている。
あまりに淫らな自分の姿をあさましいと思うのに、その淫らな光景にさらに愛液をあふれさせる自分がいた。
「んん・・んんっん・・んぅ、うう・・ん」
自分の淫らな姿をみせつけられ、アンジェリークはさらに乱れた。
前と後ろ、両方から貫かれ、突き上げられ、アンジェリークはもう何も考えられない。
自分が全身性器そのものになったようで、できることは、ただ、感じることだけ。
アンジェリークの声にならない声は一層苦しげになり、ジュリアスへの締め付けがさらにきつくなる。
アンジェリークの絶頂が近いことを感じ、ジュリアスはさらに突き上げを激しくする。
「んん、あっ、あああああっっ」
アンジェリークが絶頂に達し、秘裂が一際きつく締まった。
「う・・、アンジェリーク・・、おまえと・・ともに・・」
締め付けのきつさにたまらず、ジュリアスが己の欲望を解き放つ。
「くぅっ・・、いくぜ・・お嬢ちゃん・・」
アンジェリークが達したのをみて、オスカーも己を解放した。
全身で二人の欲望を受けとめ、アンジェリークはがくりと崩れ落ちた。